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「24時間テレビ」出演者の“ギャラ問題”再燃…「やす子は1000万円」を本人否定も疑念の声やまず

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月5日 10時58分

 同時に、スポンサー企業も募金に協力しており、日テレ自身も事務局費用などを負担していると主張しているが、この問題は、番組の歴史と同じく長きにわたり、物議を醸しているのだ。

 かつてビートたけしは、「オールナイトニッポン」で、「24時間テレビ」について、「ヨダレ垂らした芸能人どもがめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな。チャリティーって言うくらいならおまえら全員ノーギャラで出ろよ! コノヤロー!」と喝破。1991年には、司会を務めた帰国子女の西田ひかるが、「チャリティーなのに出演料が出るとは思わなかった」と発言。2013年には、2年連続で司会を務めた嵐のギャラが5000万円と週刊誌で報じられたことに対し、日テレが、「今年もボランティアで務めていただいております」と全面否定のコメントを出したこともあった。

■消えぬモヤモヤ

 ある番組関係者はこう話す。

「マラソンのギャラは1000万円以上、司会者のギャラは500万円以上という相場は確かに存在します。過去には辞退したり、一部を募金に回したりした人もいますが、ほとんどの人は受け取っています。ただ、今回のやす子のように、辞退したとしても、日テレは、今後もやす子を厚遇し、さまざまな番組に出演させ続けますから、それを考えれば、恩恵は1000万円どころか、億単位になります。それと日テレもスポンサー収入があるとはいえ、数十億の制作費は負担していますから、単純に濡れ手で粟というわけでもありません」

 チャリティーのあり方を巡り、存在意義が問われる「24時間テレビ」。“感動ポルノ”とまで揶揄される番組の内容と相まって、モヤモヤした感情が消えない視聴者は多いだろう。

   ◇  ◇  ◇

 ゴール直前、やす子をアクシデントが襲った。●関連記事【もっと読む】やす子“ナマ痴漢”被害の波紋…「24時間テレビ」チャリティーマラソン中に沿道から胸タッチの波紋…では、犯行の瞬間、及び、その後の波紋について伝えている。

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