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大原櫻子さん 映画「アニー」でアリシア・モートンが歌う「Tomorrow」にビビッときた【私の人生を変えた一曲】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月17日 9時26分

 最近、思うのは歌詞の大切さですね。先日もミュージカルに出て、このメロディーがいいなと思った瞬間がありました。

 でも、メロディーがいいだけだと、切ないとか温かいという雰囲気は伝わるけど、何を歌っているかがわからない。その時に大切なのは歌詞じゃないかと考えました。言葉がわかるって大切です。

 例えば、ありがとうという言葉。譜割があって「ありー」「がとー」と歌うとします。でも「ありーがとー」って何? 「ありがとう」でしょって。そんな時はこだわって、「ありがとう」という一つのフレーズにしてもらい、次のフレーズにいくようにお願いしたりします。言葉の聞こえ方は大切だし、日本語の美しさも守りたいです。

 ちなみに、「Tomorrow」の出だしの日本語訳は「朝が来ればトゥモロー」、英語では「The sun'll come out tomorrow」です。

「Tomorrow」は20年のビルボードライブでもカバーさせていただき、英語で歌いました。子供の頃とは違って意味も理解して。当時とは比べものにならないくらい大きい存在に感じるし、初心に返ることができる一曲です。人に聴いてもらう、お客さんに聴いてもらうから歌うというより、歌が本当に好きという素直な気持ちになれるから。私にとって「アニー」は音楽の原点です。

 今度のベスト盤には亀田さんに7年ぶりに書き下ろしていただいた、「明日も」の続編的な曲「Anniversary」も収録されています。レコーディングでお会いした時は久々という気がしなかったですね。不思議と阿吽の呼吸の感じでした。

 今年は秋に10周年のアニバーサリーの全国ツアーがあります。コンサートではヒールが取れちゃって裸足で歌ったり、歌詞を忘れるなんてこともありますが、逆に喜んでいただける時もあるんですよ(笑)。

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ)

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