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大谷《すごく進化》と指揮官称賛もドジャースには鬼門のプレーオフ…初戦のカギは「バットと足」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月2日 9時26分

大谷《すごく進化》と指揮官称賛もドジャースには鬼門のプレーオフ…初戦のカギは「バットと足」

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

「しっかりと自分の調子を維持する。気持ちを切らさずに、まず、その間の日を過ごしていきたいと思います」

 日本時間30日、レギュラーシーズンの全日程を終了した大谷翔平(30=ドジャース)が、10月6日に始まるプレーオフ地区シリーズに向けてこう言った。

 最終戦は4打数1安打1盗塁。今季は打率.310、54本塁打、59盗塁、130打点で、本塁打と打点の2冠は確実。日本人初の「3割、30本、30盗塁」のトリプルスリーも達成したものの、「ここから先はシーズン中に積み上げた成績とか数字っていうのは、もう意味がない」という。本人の目標はズバリ、ワールドシリーズを制覇しての世界一なのだ。

 ドジャースは目下、11年連続プレーオフ進出中も、その間、ワールドシリーズを制したのは2020年の1回だけ。昨年はダイヤモンドバックス、一昨年はパドレス相手に、プレーオフ初戦の地区シリーズで姿を消した。いずれもナ・リーグ西地区を制しながら、2年続けて同地区のチームに敗れた。

 そして今年もまた、プレーオフ初戦で同地区のパドレスと対戦する可能性がある。ダルビッシュ(38)や松井裕樹(28)を擁するパドレスがワイルドカードシリーズを勝ち上がった場合、地区シリーズで顔を合わせる。

 ただ、過去2年との大きな違いはドジャースには今季、大谷がいることだ。今季のパドレス戦は計46打数15安打(打率.326)、1本塁打、7打点、4盗塁と相性はいい。

 ドジャースのレギュラーシーズンの対戦成績は5勝8敗と負け越し。エース格の山本由伸(26)はパドレス戦2試合に登板して0勝1敗。計6回で8安打8失点、2本塁打、防御率12.00と打ち込まれている。「ここまでの数字は関係ない」という大谷は、打って走って負の要素を吹き飛ばせるか。

「シーズン序盤はボール球に手を出すこともあったけど、後半はそんなこともなく、すごく進化していた。盗塁もすばらしかったよ」とは最終戦後のロバーツ監督。「進化した」という後半戦の中でも、終盤の9月はすさまじかった。

 打率(.393)、打点(32)、盗塁(16)、出塁率(.458)、長打率(.766)は、自身の今季の月ごとの成績でトップ。これまでシーズン終盤にバテていた大谷が、今季はプレーオフに向けて調子を上げた。本人は「バッティングの質が良くなった、結果を出しにいく過程がすごく良くなってきたんじゃないかなとは思う」と話している。調子を維持できるようなら、プレーオフも期待大だ。

  ◇  ◇  ◇

 ただし、ポストシーズンに「不安材料」がないこともない。同様の問題にイチローやカブレラ、ジャッジなどレジェンドたちも苦しめられたという。いったいどういうことか。大谷の「敵」とは。

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