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ホンダ シビックRSって、こんなに手を加えてたの? ヤリ過ぎ凝り過ぎ419万円也(ちと高いけど…)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月13日 9時26分

ホンダ シビックRSって、こんなに手を加えてたの? ヤリ過ぎ凝り過ぎ419万円也(ちと高いけど…)

外装もパッと見、大きく変化していない(写真)小沢コージ

【小沢コージ クルマは乗らなきゃ語れない】

 ホンダ シビック RS
 (車両価格:¥4,198,700/税込み)

  ◇  ◇  ◇

「足周りのバネダンパーだけじゃありません。ブッシュにフライホイールにブレーキまでイジてます」(開発エンジニア)。

 9月のマイナーチェンジと同時に追加されたホンダ シビックの新6速MT専用スポーツグレード、RSに乗ってきた。70年代の初代にも用意されていたグレードでRSは「ロードセーリング」の略。現行シビックには「タイプR」なる硬派スポーツグレードもあるが、あちらは「レーシング」の意味。「セーリング」というだけあって、より気軽な街乗り最適スポーツグレードってことだ。

 パッと見、手が加えられている部分は少ない。パワートレインは基準ガソリン車と同じ1.5ℓ直4ターボで、182ps&240Nmのピークパワー&トルクはまったく変わらない。

 外装も基本的なヘッドライトデザインや網目フロントグリルはマイナーチェンジで一新された通りだし、専用パーツは前後のRSエンブレムやライト回りのブラックの差し色、ベルリナブラックの専用18インチアルミホイールや、これまたブラックされたホイールナットやマフラーエンド、シャークアンテナぐらい。

 内装もほぼ既存ガソリングレードのEXに準じており、プライムスムース&ウルトラスエードの上質シート生地や新採用のGoogleアシスタント搭載の9インチホンダコネクトナビや本革ステアリングは変わらない。

 ただし、これまた随所に赤ステッチやストライプが入っていて、実車に触ると結構手が入っているのがわかる。

実際に走ってスポーツ風味な仕上がりにビックリ

 肝心の足周りだが、車高を5mm落としたスポーツサスだけじゃない。強化バネ&ダンパーに加え、サス付け根に付くゴムブッシュも専用だし、フロントブレーキローターも15インチから16インチにアップ。

 オマケに専用6MTには自動で回転差を合わす、タイプR譲りでかつ微妙に進化したレブマッチシステムが付いてるし、このマイチェンからRSにも「スポーツ」「ノーマル」「ECON」が選べるモード切替スイッチも付く。

 何より実際に走ってちとビックリ。足周りがほど良く締め上げられ、シャープなハンドリングやブレーキフィールが味わえるうえ、今までのシビックMTよりもエンジンの吹けが微妙にいいのだ。

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