女子レスリング金 元木咲良 大会前は重圧でメンタル崩壊、ついこぼした「絶対に言ってはいけないこと」【日本代表選手が明かす!パリ五輪㊙ウラ話 】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月20日 9時26分
──選手村は不評でしたが、実際はどうでしたか?
「それほど不便は感じませんでした。自分が入村した時は空気清浄機のような小さいエアコンが置いてあったので、快適に過ごせました。ただ、夜の9時ごろまで外が明るく、カーテンもなかったので、寝付くまで苦労しました(笑)。減量があるので食事はジャパンハウスで和食ばかり。試合が終わった日に初めて選手村でピザを食べました」
──28年ロサンゼルス五輪での連覇も期待される。
「ロス五輪は簡単に出場できるとは思っていません。まずは大好きなレスリングを楽しみたいです。これまで、きつかったので、終わった後はやり切った感じになるのかなと思ったけど、終わった瞬間に、アイスルー選手と対戦したい気持ちが湧いてきました。この1年間は、アイスルー選手に勝つために手技も磨いたし、準決勝の試合内容も、まだまだ伸びしろのある内容だったと思います。この1年間はやらなければいけないことだけをやっていたので、楽しくなかった。金メダルを取って、ようやく楽しくレスリングができるという気持ちになった。楽しみながらやってロスまで続けるとは言い切れないけど、まだやめるつもりはないです。ロスは今後の状態次第で目指したいです」
(聞き手=近藤浩章/日刊ゲンダイ)
▽元木咲良(もとき・さくら) 2002年2月20日生まれ。22歳。埼玉県和光市出身。埼玉栄高校から育英大学(群馬県高崎市)に進学し、22年世界選手権(セルビア)で銅メダル(59キロ級)。同年末の全日本選手権では準決勝で東京大会62キロ級金の川井友香子、世界選手権金の尾崎野乃香(パリ五輪68キロ級銅)を撃破して優勝した。23年の世界選手権(セルビア)で準優勝し、パリ五輪出場を決めた。父・康年さんは00年シドニー大会グレコローマンスタイル63キロ級代表。
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