1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

“ケンちゃんシリーズ”宮脇康之さん「5回死にかけた」現在と「ジャニー喜多川さんの性加害の被害に…」の過去(あの人は今)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月21日 9時26分

“ケンちゃんシリーズ”宮脇康之さん「5回死にかけた」現在と「ジャニー喜多川さんの性加害の被害に…」の過去(あの人は今)

“ケンちゃんシリーズ”で活躍した宮脇健(康之)さん(C)日刊ゲンダイ

【あの人は今こうしている】

 宮脇健(康之)さん(63歳)

 1967年から10年間、「チャコとケンちゃん」「ケーキ屋ケンちゃん」などの“ケンちゃんシリーズ”(TBS系)で主役を演じ大人気だった宮脇康之(現・宮脇健)さん。あどけない笑顔がかわいかった。90年代には、テレビなどで当時の金満逸話やその後の苦労話を明かし、往年のケンちゃんファンを驚かせた。宮脇さん、今、どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

「わざわざ亀戸まで来てもらって悪いですね。亀戸には3年ほど前から住んでいまして、そのうえ、今はこの体なのでね」

 JR亀戸駅で待ち合わせた宮脇さん、まずはこう言った。見ると、赤いヘルプマークをつけた杖をついている。いったい、どうしたのか。

「3年前の12月に心筋梗塞の発作を起こし、6時間の大手術をしまして。両脚の動脈を心臓に移植し、両脚を50針ずつ縫いました。杖なしでも歩けるのですが、転ばぬ先の杖、というわけです。手術後は透析治療を週3回、1回4時間。治療中に急性低血圧になり、5回も死にかけました」

 ええっ、それは大変!

「心臓も腎臓も、糖尿病の合併症です。お酒は多いときで1日ワイン16本、たばこは8箱、身長160センチなのに体重が88キロもあったんです。今は酒もたばこもやめ、体重は57キロ。食事制限もあって、大好きなウナギやじゃこ天が食べられなくなってツライですよ」

 しかし、背に腹は代えられない。

「体調は天気によっても波があります。今日はとてもいいですが、もう、いつどうなるかわからない。女房には覚悟しとけよ、と伝えてあります」

 4歳年下の元美容師の早月夫人とは、35歳のときに結婚。現在、27歳の長男と20歳の長女に恵まれ、江東区内の家賃月15万円の戸建てに家族4人で暮らしている。

「世界一の女房ですね。仕事のないときも、こうして病気をしてからも支えてくれている。彼女と結婚したことが、人生で一番の幸運でした。女房は今、とんかつ屋の店長。ボクが店まで送り迎えしたり、食材を届けたりして手伝っています。“スーパーかかあ天下”で尻に敷かれていますけど、ボク、気の強い女性が好きなんですよ(笑)。子どもも大好きなので、家族と一緒にいられることが、一番の喜び。長男は会社員。長女は大学生。孫を抱いてから死ぬのが目標ですね」

 宮脇さん自身は、両親と兄の4人家族に生まれたが、宮脇さんが20歳のときに両親は離婚。家族はバラバラになった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください