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2024年ドラフト「得した球団、損した球団」“流しのブルペン捕手”安倍昌彦氏が忖度なしガチ評価

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月26日 9時26分

 巨人は今オフ、15勝を挙げた菅野がメジャー挑戦を表明しています。「ポスト坂本」は必要ですが、できれば投手も強化しておきたい。せめてもう一人、6位で投手を指名しても良かったのではないか。

 今年は育成指名選手の中に、支配下で指名されてもおかしくないレベルの投手が何人かいました。阪神育成1位の右腕・工藤泰成(四国IL徳島)は、150㌔以上の直球とフォークが武器で、即戦力として期待できる。高校生では、西武育成1位左腕の富士大和(大宮東)もスリークウォーターの独特なフォームでプロにいないタイプ。伸びしろも十分にあると見ています。

 今年は阪神が支配下、育成を合わせて6人もの独立リーガーを指名しました。石井や湯浅といった独立出身選手が活躍していますし、決して恵まれているとはいえない環境でプレーしてきた芯の強さを評価しているのでしょう。

 2年後、3年後に彼らがどれだけ戦力として機能しているのか、注目しています。(談)

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