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ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月2日 9時26分

 過去のソフトバンクは川崎や松田、川島らがムードメーカーとなり、負けが込んでいる時でも、デカい声で暗いムードを吹き飛ばしていた。そうした選手が今のソフトバンクにはいない。

「勝っている時はムードメーカーは不要だが、いざとなった時にそれができる選手がいるといないでは違う。ベテランの柳田や今宮はそうしたタイプではなく、近藤や山川ら移籍組にそれを求めるのも酷。ベンチの雰囲気を見る限り、今のソフトバンクはチームがまとまりに欠けている印象です」(前出のOB)

 DeNAは2連敗した27日の試合後、主将の牧が選手を集め、緊急ミーティングを開催。意見や知恵を絞る中、ムードメーカーの桑原が一席ぶった。「今の雰囲気では勝てない」と断言し、ナインに「負けて悔しくないんか? 気持ちを1つにしよう」と呼びかけ、チームに活を入れたという。

 その桑原は今年の日本シリーズでは23打数9安打、打率.391。守備でも好捕を連発し、口だけではなくプレーでもチームをけん引している。

 個々の選手の実績を見れば、ソフトバンクに軍配が上がるが、野球はチームスポーツ。最後に勝つのは「実力のソフトバンク」か「団結のDeNA」か。

  ◇  ◇  ◇

 もっとも、投手陣が絡む3連敗は小久保監督が「早い段階から抱いていた懸念」が現実のものになったとも言える。元凶は「フロントのある行為」だ。いったいどういうことなのか。ソフトバンクに何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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