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筋肉芸人パッション屋良さんは沖縄でジムトレーナーに お酒が一生飲める身体作りに必要なこと【涙と笑いの酒人生】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月5日 9時26分

筋肉芸人パッション屋良さんは沖縄でジムトレーナーに お酒が一生飲める身体作りに必要なこと【涙と笑いの酒人生】

パッション屋良さん(C)日刊ゲンダイ

【涙と笑いの酒人生】

 パッション屋良さん
 (タレント/48歳)

  ◇  ◇  ◇

 筋肉系芸人の先駆けだったパッション屋良さんは沖縄県でジムのトレーナーとしても活躍中。お酒にまつわる大物先輩芸人とのエピソードと、体のための酒の飲み方を話してくれた。

 芸人を始めた20代、意外かもしれませんが、僕は人見知りで酒席は得意ではなかったんですが、先輩に気に入られようとお付き合いしていました。まだ事務所に入って1年目だったか、先輩の南原清隆さんが単独でやられていたライブのお手伝いに行った日です。打ち上げに参加できることになった時は「ナンチャンと打ち上げに行ける!」と素人丸出しでテンション上がっちゃって。若手も大人数いる打ち上げは2次会でカラオケに行ったんです。僕はインパクトを残して名前を覚えてもらおうと、好きなブラックビスケッツ(※南原清隆、ビビアン・スー、キャイ~ン天野ひろゆきで結成したユニット)の「Timing」を振り付けありで歌えるので披露しようと考えて。

 でも、いきなり僕なんかがリクエストして歌ったら失礼じゃないですか。だから、南原さんの男性マネジャーに「歌ってもいいですか。南原さん怒らないですかね」と事前に聞き、「いいんじゃないの。大丈夫じゃない~」と了解を得たんですよ。ただ、悪いことにそのマネジャーさん、かなり酔っぱらっていたんです。

 イントロが流れ、「僕が歌います!」と立ち上がった瞬間、マネジャーが即座に立ち上がり「誰だ! 南原に勝手に歌わせようとした若手は! おまえか!」と僕に大激怒! 「え?」と驚いた僕は平謝り。空気読めないヤツになってしまって。そしたら南原さんは僕の代わりに歌って、結果的にマネジャーさんのツッコミで南原さんに名前を覚えてもらえました(笑)。

■出川さんに沖縄移住を相談したら

 先輩の出川哲朗さんにもとてもお世話になりました。出川さんはお酒を飲まれないので僕ら若手にごちそうしてくれる酒席でもコーラかウーロン茶。僕に子供が2人生まれた15年ほど前、仕事も少し減り、東京で子育てするのはお金がかかり大変だと思い、地元の沖縄に戻ろうかと考えました。でも、地方に戻って芸人活動を続けることにまだあまりいいイメージがなかった時代。悩んでいた時期に出川さんに酒席で相談したんです。

 するといつもの調子で「いいんじゃない~!」と(笑)。「沖縄行って頑張って一番になればいいんだよ~!」と僕の不安を取り除くように明るく言ってくれました。

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