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川島明「ラヴィット!」打ち切り説も何のその 朝から笑える独自路線に社会と時代がすり寄って来た?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月8日 9時26分

川島明「ラヴィット!」打ち切り説も何のその 朝から笑える独自路線に社会と時代がすり寄って来た?

個性がないなんて言われたけど…(C)日刊ゲンダイ

 麒麟・川島明(45=写真)がMCを務める朝の情報バラエティー番組「ラヴィット!」(TBS系)。6日、タレントの小堺一機(68)が出演し、小堺の名前がXの話題ワードにランクインした。この日は番組内で、1991年から2015年まで小堺が司会を務めた「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系)で名物企画だった“サイコロトーク”を再現。視聴者からは《懐かしい》の声が続出した。

「企画内容や出演タレントの名前がたびたび話題ワードに入る『ラヴィット!』。熱心なファンをしっかりと掴んでいる印象です。ただ、視聴率は2021年の開始直後よりは上がっていますが、芳しいとまでは言えません。そのせいか放送スタート直後から定期的に《打ち切り終了間近か?》なんてネットニュースになってしまう。つい先月も《来春で打ち切りの噂が民放各局に出回っている》という内容がニュースになっていました」(在京キー局関係者)

「ラヴィット!」は2021年3月に放送スタート。「日本でいちばん明るい朝番組」をコンセプトに、「ラヴィットファミリー」と称される芸人たちが数多く出演し、ゲームやトークが展開される。そのせいか、当初は《うるさい》《朝から騒々しい》なんて視聴者の厳しい意見も多かった。

「でもよく考えたら、朝から笑いをもらえるって今のこのご時世、とてもありがたいことだと思うんです」と、芸能ライターのエリザベス松本氏はこう続ける。

「実際、私の周囲でも《最近、朝は『ラヴィット!』にチャンネルを合わせることが多い》という人が増えてきた。あまりにつらかったり怖くなったりするようなニュースばかりの毎日で、朝からわざわざそれらを目や耳にして心を不安でいっぱいになりたくない。私も含めて、そういう心理のようですね」

 確かに、いかに大切なニュースでも、ひたすら暗い気分になりそうな内容は、わざわざ朝からテレビで見なくてもいい。スマホで軽くチェックぐらいで済ませたいという気分は、分からないでもない。

「それにMCの川島さんは番組スタート直後こそ《個性がない》なんて言われていましたが、今となれば安定感がありソツがないのは《さすが》でしょう。後輩芸人たちへのちょっと意地悪なツッコミが面白くって、いつも笑わせてもらっています。これから、という勢いある芸人さんたちを知ることができるのもいい」(前出のエリザベス松本氏)

 笑えば免疫力が高まるというのは、知られた話。幸福感をもたらす「エンドルフィン」というホルモンが出るため、ストレス緩和にもなる。

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