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フリーアナ益田由美さんは放送業界一の多趣味人間「思い立ったが吉日。何ごとも始めるのに年齢はない」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月11日 9時26分

 手芸は今日の赤のバッグとかバラの花を模したエコバッグ、帆布のトートバッグ……。赤いバッグは還暦を迎えた友人に無理やり差し上げています(笑)。その方のイニシャルをつけて。それから籠や帽子なんかも。

 ただ、私が作るものは例えば洋服を型紙からやるのではなく、本に載っているものをそのまま利用しています。クリエーティブではないです。アレンジはしますが。

 陶芸とデッサンは基本的には週1回、教室に通っています。

 陶芸の教室は2時間くらい。土をこねて成形して乾かし、削るという作業です。その工程の中でも私が好きなのが削ること。ものすごく根を詰め、無心になって薄く削る。それがとても好きですね。先生には「薄く削り過ぎて穴を開けないでね」なんて注意されています。「こんなに削るのが好きな人は初めて。削る音も心地いいね」とも(笑)。咀嚼音だけをYouTubeにアップしている人もいるので、やってみたらなんて言われました。

 デッサンは最初、自分には絵が描けるとは思っていませんでした。立体のものを平面のスケッチブックにどうやって描くのか、全然わからなかった。でも、先生がアドバイスしてくれて自分でも考えながらやったら、陰影、つまり光と影、明るい部分と暗い部分を描くことによって、立体感が生まれるということがわかって、ビックリ! 目からうろこでした。すごく面白くて本当に集中してやっています。

 最近、これら自分が作ったものをアルバムにして残す感じで、インスタにあげています。自分が作ったものを何らかの形で残した方がいいと思うようになって。

 それから、2年前に始めたのが韓国語の勉強です。遅ればせながらBTSにハマってしまいまして(笑)。そうこうしているうちに韓国ドラマも好きになった。配信されるドラマが面白くて面白くて。それでドラマの会話がわかったらもっと楽しいだろうなと思うようになった。

 私の同期に城ケ崎祐子さんがいますが、彼女もBTSにハマって、同じ時期に励まし合いながら韓国語の勉強を始めました。独学でテレビの講座を見たり、参考書を買ったりして2人でやっています。

 でも、困ったことになかなか頭に入らないんです。ショックだったのは参考書を勉強して終わろうとした時のこと。鉛筆で書き込みがあって、ここは昨日やったところだと気がついたけど、内容を100%覚えていなかったんです。こんなに吸収しなくなったのかと思ってもうガックリ。体を使うことはいっぱいやってきたけど、頭を使ってこなかったからかなあなんて(笑)。

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