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元テレ朝アナ藤井暁さんは40代で「校長先生」 小川彩佳、夏目三久、大島由香里などに熱血指導していた【あの人は今】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月11日 9時26分

元テレ朝アナ藤井暁さんは40代で「校長先生」 小川彩佳、夏目三久、大島由香里などに熱血指導していた【あの人は今】

元テレビ朝日アナウンサーの藤井暁さん(C)日刊ゲンダイ

【あの人は今こうしている】

 藤井暁さん
 (元テレビ朝日アナウンサー/64歳)

  ◇  ◇  ◇

“欽ちゃん”こと萩本欽一が“視聴率100%男”といわれた1970~80年代、多くの人気者が彼の番組から生まれた。テレビ朝日の藤井暁さんも、アナウンサーでありながら「欽ちゃんのどこまでやるの!」に出演し、“サンドイッチ”なるトリオで歌を歌い大ヒットさせた。藤井さん、今、どうしているのか。

 藤井さんに会ったのは、東京・六本木にあるテレビ朝日のグループ会社「テレビ朝日アスク」。テレビ朝日系のアナウンススクールだ。

「4年前にテレビ朝日の広報部で定年を迎え嘱託採用になり、『アスク』へは去年の5月に来ました」

 藤井さん、まずはこう言った。

「44歳のとき、テレビ朝日のアナウンス部に籍を置きながら、『アスク』に現職出向し、GM(校長)を務めたことがありました。実際に教えてもいまして、つい力が入って熱血指導を(笑)。そのときに在籍していたのが小川彩佳アナ、フジテレビに入った大島由香里アナ、日本テレビに入った夏目三久アナ……。自分はアナウンサーとしては四流、五流だったと思いますが、教えるのは下手ではなかったのかな、と(笑)。GMを2年務めた後、またアナウンス部に戻りワイドショー『ワイド!スクランブル』で夕刊紙を読んだりして、11年に広報部へ異動に。そして、テレ朝生活の最後は、もう一度若い人たちの力になって、アナウンサーを生み出したいな、と『アスク』へ異動を願い出たんです」

 現在はシニアマネジャーという立場で、話し方教室のチーフの実務をこなすほか、週1回ほど講師として社会人に話し方やナレーションを教えてもいるという。ちなみに、話し方教室の受講料は3カ月間全9回で約6万5000円。べらぼうに高額、というわけではないようだ。

「『アスク』は土日も開校していて、夕方から夜の授業も多い。勤務はシフト制で、土日も出勤があり、遅番で午後から出勤、という日もあります。でも、そんな会社員生活も65歳を迎える来年4月まで。その後は引き続き、『アスク』の講師やイベントの司会などをできることなら続けたいですね。YouTubeを開設して、27年間のアナウンサー生活でご一緒したゴルファーや大相撲関係者とトークができたらいいな、とも考えています」

■4年前に膵臓がんで腹腔鏡手術

 まだまだやる気、元気があるようだ。

「でも、実は4年前、人間ドックで膵臓がんを指摘され、腹腔鏡手術を受けたんです。膵臓がんは早期発見が難しいがん。ボクは幸い初期だったので、化学療法などは受けずにすみ、手術1カ月後にはゴルフでラウンドをするまでに回復。手術後の検診でも今のところ問題なし、です」

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