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森保J長身イケメンFW小川航基はマグレか、それとも実力か…26年W杯最終予選中国戦で2ゴール

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 9時26分

森保J長身イケメンFW小川航基はマグレか、それとも実力か…26年W杯最終予選中国戦で2ゴール

打点の高いヘディングシュートを決めたFW小川(C)共同通信社

 2026年北中米W杯最終予選(C組)の11月ラウンドで対戦したインドネシア(15日)、中国(19日)を危なげなく退けた森保ジャパン。5勝1分け(22得点.2失点2)と盤石の強さを見せ付け、最終予選7試合目となる25年3月20日のバーレーン戦(埼スタ)に勝利すれば、過去最速となる8大会連続のW杯本大会出場が決まる。

 この11月ラウンドで1トップのチーム内序列を一気にアップしたのが、中国戦で2ゴールを叩き込んだオランダ1部の中堅クラブ、NECでプレーするFW小川航基(27)である。

 もともとレギュラー1トップの座は、22年カタールW杯後の第2次森保ジャパンで最多の14得点を稼ぐ、オランダ1部の強豪フェイエノールト所属のFW上田綺世(26)がガッチリと確保していた。 

 ところが11月ラウンド前に右足太もも裏を痛めて年内の戦列復帰が絶望となり、1トップの2番手だったFW小川に最終予選初先発のチャンスがめぐってきた。サッカー関係者がこう言う。

「1学年上の小川は身長186センチ・体重80キロ。一方の上田は182センチ・76キロ。2人とも恵まれたフィジカルを生かして相手ゴール前でボールを収め、攻撃の起点となるポストプレーが持ち味。左右両足で強烈なシュートを放てるし、上背があるのでヘディングシュートも得意としている。好敵手と言っていい2人だが、小川が伸び悩んでいる間に上田が結果を残し、1番手の上田と2番手の小川との間には、大きな隔たりがあった」 

 高校時代に名前が売れていたのは小川だった。

 神奈川・桐光学園時代に全国高校サッカー選手権でゴールを量産し、16年に鳴り物入りでJ1磐田に入団した。しかし、左ヒザ前十字靭帯断裂の大ケガもあって低迷し、19年夏にJ2水戸に期限付き移籍。翌年復帰した磐田でも不振は続き、22年には「磐田をお払い箱になって」(前出関係者)J2横浜FCに完全移籍。 

 ここで奮起して41試合.26得点の大暴れ。チームのJ1昇格の原動力となり、23年6月にオファーが届いたNECに移籍し、オランダを主戦場とすることになった。

 生まれも育ちも横浜の長身イケメンのプロ選手としてモテモテ。サッカーにイマイチ身が入らなかった時期もあったようだが、エースFW候補だった21年東京五輪の代表メンバーに外れたことで尻に火が付き、その年の暮れに一般女性と結婚して落ち着いたこともプラスに働いた。

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