森保J長身イケメンFW小川航基はマグレか、それとも実力か…26年W杯最終予選中国戦で2ゴール
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 9時26分
サッカーに専心する日々が続き、オランダでは中位クラブ所属ながら上位クラブ相手にもコンスタントにゴールを決め、欧州規格のストライカーとして評価されている。
そんな小川にも「コンプレックス」があった。
11月ラウンドの前まで「日本代表7試合7得点」の決定力の高い実力派FWとしてメディアにも紹介されたが、それがイヤでイヤでしょうがなかったという。
「19年12月の東アジアE-1選手権の香港戦で初代表を飾り、しかも3得点のハットトリックという華々しいデビューとなった。しかし、弱小国の香港相手の大量得点自体、大きな評価に値するとは言えないし、24年6月のW杯2次予選ミャンマー戦の2ゴールにしても、ミャンマーの実力を考えると小川自身、いくら<代表3試合5得点>と持ち上げられても喜べなかった、というわけです」(前出関係者)
それでも上田不在のチャンスを生かし、インドネシア戦ではFWらしい動きで相手のオウンゴールを誘発。中国戦では得意のヘディングシュートで2得点を決めた。
本人も<上田の控え>を脱して<上田のライバル>に昇格した手応えを感じているだろう。
「前半39分の左CKからの強烈ヘディングシュートには驚かされた。走り込んで頭で合わせたのではなく、ほぼ立ったままの状態でグイっと体をひねりながらゴールにスドンと叩き込んだ。上田以上の武器であるヘディングシュートはマグレではない。持てる力を存分に発揮して1トップのレギュラー候補に躍り出たと言っていい」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
26年のW杯本大会に向けて「1トップ」争いが白熱しそうだ。
◇ ◇ ◇
中国撃破の裏で、久保建英の争奪戦が話題沸騰中だ。A・マドリードまで戦線に加わったと現地では報道されている。いったい移籍金の規模はどれほどのものなのか。いま、何が起きているのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
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