1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

物忘れが目立つ…認知症を疑ったら「てんかん」のチェックも

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 9時26分

「30分や1時間、全身のけいれんを繰り返して酸素不足に陥り、亡くなるリスクがあります。てんかん重積状態による死亡率は全体平均の場合約20%ですが、60歳以上に限ると約40%。その意味でも高齢者のてんかんは早期発見が肝心です」

 高齢者のてんかんは、20~64歳の成人期と比べて、治療反応性が良好で80%以上の患者で発作が消失するという研究結果もある。

■特徴的な5つの症状

 てんかんの症状というとけいれんが真っ先に思い浮かぶが、さまざまな症状がある。高齢者のてんかんでは別掲にある症状が特徴的だ。

 もし老親に見られるようなら、脳神経内科や脳神経外科、もしくは都道府県が指定する「てんかん支援拠点病院(https://epilepsy-center.ncnp.go.jp/place.html)」を受診することを強く勧める。

●口をもぐもぐさせる。舌や唇をくちゃくちゃ鳴らす。無意識に手をモゾモゾ動かす。これらをやっている間の意識がない

●発作が起きた時のことを覚えていないため、気がついたら時間が進んでいたということがある。テレビを見ていて「あのドラマ、いつの間に終わったのか」となるなど

●呼びかけに反応がない、突然動作が止まる

●目の焦点が合っていない、一点を見つめる

●物忘れがまばらに起こる、最近あった重要なイベントを覚えていない

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください