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佐々木朗希にあるか?それでも“新たな悪の帝国”ドジャースに行く覚悟…密約疑惑に裏技連発でバッシング不可避

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月3日 11時32分

 後払い契約を連発して次々と選手を獲得するドジャースの手法に、みな怒り心頭なのだ。

 米コラムニストのビリー・デービス氏はこう言った。

「大谷が昨オフ、1000億円契約の97%を後払いにしたことを受け、僕は思わず、ブラボーと声を上げたほど。米メディアの論調もおおむね、よくぞ思いついたという論調が多かった。米国はそもそもフロンティア精神によって誕生した国家です。大谷が称賛されたのは人がやっていない二刀流で成功し、人がやっていない極端な後払いを考えついたから。だからこそ画期的と受け止められた。けれども、後払いの総額は実に1500億円にのぼる。カネも人気も備えて大谷までいる老舗名門球団がワールドシリーズを制し、なおかつ裏技を連発して、さらにスター選手を集めようというのだから、いくらなんでもやり過ぎと受け止められたのですよ」

 ドジャースにはただでさえ、今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する佐々木朗希(23=ロッテ)との間に「密約説」がある。

 MLBのマンフレッド・コミッショナーはわざわざ、両者に何らかの違反があった場合には「徹底的に調査、真相究明に努める」と発言したほどだ。

「25歳ルールによって格安で獲得できる佐々木は、30球団に狙われているといっても過言ではありません。ドジャースにはそんな選手に対するタンパリング疑惑がある。真相はともかく、他の29球団が疑惑の目を向けているところで、後払い契約を連発したのは、結果として火に油を注ぐことになったと思う」(前出のデービス氏)

 昨年暮れ、ヤンキースは山本の争奪戦でドジャースに敗れた。地元ニューヨークメディアは「これまで悪の帝国と言えばヤンキースだったが、ドジャースこそ新たな悪の帝国だ」と報じた。

 そんなドジャースが佐々木を獲得すれば、いま以上に米国のファンやメディアにバッシングされるのは確実。火の粉は「新たな悪の帝国」の一員となる佐々木にも降りかかることになる。

  ◇  ◇  ◇

 もっとも、当初は相思相愛と報じられていたものの、佐々木朗希のドジャース愛はシーズン中に一度、冷めていたという。それを象徴する出来事があった。佐々木と雑談していた選手が「アレッとクビをかしげた瞬間」とは、いったいどのようなものだったのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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