1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

純烈・白川裕二郎さん 愛猫みかんを亡くして1年…「仕事から戻ってくるのを待ってくれた」【その日その瞬間】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月30日 9時26分

 病気がわかってからは本当に短い間でした。ずっと一緒にいてやりたかったけど、それもできなくて。それでも少しでも元気になってくれたらと思ってごはんをあげると、すごく食べて元気になって、もしかしてと期待したり。調べたらそれはエンゼルタイムというそうです。猫は死期が近づくのがわかるらしく、飼い主を安心させるための時間があると。みかんが心配しないでというメッセージをくれたんだと思います。

 みかんとの出会いからずっと猫と一緒です。みかんが生きている時に飼ったもう一匹「たら」がいます。野良の親猫がいました。その猫が子猫を2匹産んだので、捕まえて去勢手術をし、放してあげました。するとまた身ごもった。親猫を捕まえてなんとかしないと、と思ったけど、警戒心が強い猫で。そのうちまた2匹生まれ、1匹はドアを開けると家に入って僕のところに来て寝たりするようになった。もう一匹は警戒心が強くて外からずっと見てたけど、それも懐くようになって。結局、捕獲器を買って親猫を捕まえ、去勢手術をしてあげました。親猫は放してあげ、最初の人懐こい猫は知り合いがほしいというのであげて、もう一匹が残った。それが「たら」で、かわいくなっちゃって家で飼うことにしました。

 もっとも、先住猫のみかんとは仲よしになれませんでしたけど。

7年連続紅白出場はリーダーの一言から始まった

 純烈は今年も紅白歌合戦に出場させていただきます。7年連続です。日本レコード大賞の優秀作品賞は6年連続。年明けは「明治座新春純烈公演」があり、1月8日には新曲「奇跡の恋の物語」もリリースされます。

 僕にとって大きかったのはリーダーの酒井一圭の一言です。

 純烈に入る前の僕は、役者としては鳴かず飛ばず。1年に何本か舞台に出るくらいで食うや食わずでした。そんな時にリーダーに「紅白を目指そう」「夢は紅白、親孝行」と誘われ、純烈に入ったことで人生がガラッと変わりました。2007年のことです。

 入ってからの転機もあります。最初の頃はうまくいかなくて、売れない時期が結構、長かったですからね。健康センターでたくさん歌って人気は出てきたけど、なかなか光が見えない。このまま続けた方がいいか迷ったことも一度や二度ではありません。

 そんな時、16年に「なにゆえのカリスマ!?」(TBS系)という深夜バラエティーに出演しました。僕たちとファンが一緒に出る番組でした。そのファンの人たちがメチャクチャ面白くて、オンエア後、「純烈って何者なんだ」と話題になったんです。そして次の日からはマネジャーの電話が鳴りっぱなしに。それがきっかけで純烈に密着する番組や特集が組まれるようになり、「スーパー銭湯アイドル」というネーミングをつけてもらうことができた。あの番組に出て、まさかあんな展開になるとは夢にも思いませんでした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください