試合に出続けたい大谷翔平vsブレーキ踏むドジャース首脳陣…早くも指揮官“制約”明言で衝突不可避
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月6日 11時32分
大谷翔平(C)共同通信社
あれもダメ、これも許可できない……制約だらけの雰囲気も漂うのがドジャース・大谷翔平(30)の2025年だ。
ロバーツ監督はスポーツ報知の栗山英樹・日本ハムCBOとの対談で大谷の投手起用に関して、「今年は二刀流ですけど、5月までは投げさせないつもりです。1年間投げていないのに3月から10月までずっと投げられませんよ。だから投球回も考えていかないと」と発言。
栗山CBOから「慌てないでください。翔平は絶対『早く投げたい』と言うんで」と突っ込まれると──。
「たぶん、そうでしょうね(笑)。止められるかな……いや、私一人ではなく、医師やトレーナーの力を借りて説得します(笑)。彼の健康、肘の状態を良くしておくこと、そのためには休みを与えなければ」「私が見て、疲れている、振り過ぎている、と感じたら、休ませます」と休養を取らせることも明言した。
さらに「今年は二刀流ですから、本塁打は少し減ると思います。それより盗塁は、とても減ると思います。私が走らせませんから。足を守らなければいけません。ノーグリーンライトです!」と盗塁も制限することを明らかにした。
しかし、本人は納得するかどうか。大谷は投手として3月の日本開幕に間に合わせるつもりでいるし、何より試合を休もうとしない究極の出たがりだからだ。
一昨年はダブルヘッダーの1試合目で完封。その45分後にスタートした2試合目に休養を勧める首脳陣を制してスタメン出場。2本塁打した直後にけいれんを起こしたほど。昨年のヤンキースとのワールドシリーズ第2戦では二盗を試みた際に左肩関節唇を損傷、後に手術をしたほどの大ケガだったにもかかわらず、「どんなことがあっても出ます」と強行出場した。ロバーツ監督も栗山CBOも、試合に出たがる大谷には、いい意味で手を焼いたことを認めている。
一番の目標は「うまくなること」
大谷は暮れに放送されたNHKスペシャルで、念願だったワールドチャンピオンになり、これから9年間は何を見据えながらプレーするのか、と聞かれてこう答えている。
「それはもう、うまくなりたいという、シンプルに。そこだけかなと思いますね。ワールドチャンピオンは、チームのシーズンの目標ではあると思うんですけど、野球人生の大きなくくりで言えば、通過する中でのひとつのタイトルなので。自分が一番やりたい目標というのは、野球自体がうまくなって、自分が現役のうちにどれだけ多く自分が納得できるものを残していけるかということなので」
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