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お笑いコンビ「ママタルト」これまでの貧乏生活とM-1グランプリ決勝最下位について語る【芸人 貧乏物語】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月14日 9時26分

お笑いコンビ「ママタルト」これまでの貧乏生活とM-1グランプリ決勝最下位について語る【芸人 貧乏物語】

ママタルトの大鶴肥満さん(右)と檜原洋平さん(提供写真)

【役者・芸人 貧乏物語】

 ママタルト
 (大鶴肥満さん=33歳、檜原洋平さん=33歳)

 世帯平均視聴率18.0%を記録し、ハイレベルだった年末の「M-1グランプリ」。初めて決勝に進出した「ママタルト」は、190キロの大鶴肥満さんとツッコミの檜原洋平さんのコンビ。これまでの貧乏生活と最下位に沈んだM-1について聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 ──今までお金の苦労をしたことはありますか。

大鶴 社会人を1年経験してから養成所に通い始めたんですが、バイトを始めたら税金などが高いことに驚きました。例えば、厚生年金は社会人の時は会社が半分負担してくれたから少なかったと会社を辞めて初めて気づいて。でも、東京の実家暮らしだったので生活に困ることはなかった。コンビを組んでから大学時代の先輩とルームシェアを始めてからが貧乏でしたね。ご飯をいっぱい食べたかったので、業務用スーパーで安いパスタ麺を買い、具はなくてチューブのニンニクで炒めるだけ。香りだけいいからルームメートが「めちゃいい匂いするじゃん」と喜んで食べ始めると「まずいじゃねーか」と急に食欲をなくして。

檜原 僕は大阪から上京したんですが、初期費用がなくて部屋が借りられず、大学時代の友だちが住む祐天寺の6畳の1Kに同居させてもらいました。2畳分のスペースに布団と数着の服だけを置いてそこに寝るだけ。2カ月過ぎたらお金も底をついてしまい、アルバイトは宅配ピザをやってましたよ。

■サイズは上が6L、下は8L

大鶴 バイトで稼いだお金はほとんど食費に回していましたね。太るものばかり食べていました。服はあまり買わなかった。常に太っていたので太っている人の服は普通の体形の服より高いってことさえ知らなかった。今のサイズは上が6Lで下が8Lです。「サカゼン」さんにはお世話になりっぱなしです。

 ──芸人として手応えを感じた時期はありますか。

檜原 コンビを組んで5年目かな、M-1の準々決勝に上がれたので翌21年に単独ライブを開催しました。その時ですかね。コロナ禍だったので客数を制限し、配信チケットを発売したら4公演のチケットが即完売したんです。「思い切って芸人だけで生活しよう!」と踏ん切りをつけてバイトを辞めました。当時は家賃を入れて10万円の生活費をバイトで稼いでいたので、その分をお笑いだけで稼ごうと。それが3年前。

 ──決勝進出が決まった時の心境は?

大鶴 「本当に行けるんだ!」という感じでした。21年から行けても準決勝止まりだったので。

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