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“令和の白ギャル”ゆうちゃみ なぜ昭和世代にハマったのか?年末年始もバラエティー番組で超多忙

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月17日 9時26分

“令和の白ギャル”ゆうちゃみ なぜ昭和世代にハマったのか?年末年始もバラエティー番組で超多忙

ゆうちゃみ(C)日刊ゲンダイ

 今月発表された「2024年~2025年の年末年始TV番組出演ランキング」(エム・データ調べ)で、異変が生じた。1位は、20番組でぶっちぎりの平成ノブシコブシ・吉村崇(44)。以下ベストテン内はお笑い芸人が独占するなか、2位(14番組)のタイムマシーン3号・関太(45)、やす子(26)と肩を並べたのがタレントのゆうちゃみ(23)だった。

 ゆうちゃみは、ギャル系ファッション雑誌「egg」の元専属モデル。日焼けサロンで肌を焼くギャルモデルの常識を“令和の白ギャル”で覆して、22年に大ブレークした。地元・大阪の関西弁で、自身の恋愛経験や下ネタも赤裸々に話すぶっちゃけ系。勉強嫌いを公言している20代前半のおバカタレントで、リアクションも抜群のため、バラエティー番組で欠かせない存在となった。

 タレント活動を開始するや、上沼恵美子(69)や明石家さんま(69)、ダウンタウンや有吉弘行(50)、爆笑問題やヒロミ(59)ら、並み居る大御所の人気番組から声がかかった。この数年、昭和のレトロブームに令和世代が共感するバラエティー特番が数字を持っているが、ここではゆうちゃみの独壇場と化した。

 同じくギャルモデル出身で、ひと時代前に天下を取ったのはみちょぱ(26)。抜群の適応力で、スタジオもロケもマルチに対応。有吉の懐刀として浸透したことで、多くの芸人から一目置かれる存在となった。いまは司会者として仕切るポジションに昇華したが、モデル業も続行。アクセサリーブランドを立ち上げ、つけまつげやカラーコンタクトをプロデュースしたため、女性人気も高いまま。インスタグラムのフォロワーは147万人を超え、インフルエンサーとしての地位も揺るがない。

 ゆうちゃみのフォロワーは47万人ほどで、“クイーン”みちょぱの3分の1程度。だが、昨年は情報番組のパネリストの仕事が増え、今年は1月4日にスタートした競馬番組「うまレボ!」(フジテレビ、関東ローカル)で、MCに初挑戦。同局の競馬中継番組「みんなのKEIBA」の顔であるDAIGO(46)と二人三脚で、新しい競馬バラエティーをつくっている。

「昨年からは妹のゆいちゃみ(19)との抱き合わせが増えましたが、さりげないフォローや、状況に応じた瞬時の切り返し力では、ゆうちゃみが一日の長。おバカで物おじしない根性がありますが、それはいまのバラエティーが20代のタレントにもっとも求めている部分。今年の仕事の幅はいっそうジャンルレスになっていくでしょう」(エンタメライターの伊藤雅奈子氏)

「第二のみちょぱ」から脱却してバラエティータレントとしては安定の域に到達。今年のバラエティー界は令和の白ギャル旋風が吹き荒れそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 かつては「風呂キャンセル界隈」として有名だったゆうちゃみだが、最近は「ドライヤーキャンセル界隈」らしい。関連記事【もっと読む】ゆうちゃみ発言で「ドライヤーキャンセル界隈」来るか? Xではすでに実践者続出でブーム待ったなし…では、本人の証言とX上の動きを伝えている。

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