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中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月17日 9時26分

中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

中居のトラブルがフジテレビに飛び火(C)日刊ゲンダイ

 中居正広(52)の女性トラブルを巡り、渦中にあるフジテレビは17日、定例社長会見を開き、港浩一社長が一連のトラブルについて説明すると見られている。

 中居がおよそ9000万円の示談金を支払ったとされる芸能関係者の女性へのトラブルだが、新たにフジの現役女子アナが中居の飲み会に“献上”されたと「週刊文春」(2025年1月23日号)に告白している。

「女性セブン」(2025年1月2日・9日号)の「中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性深刻トラブル」という記事で編成幹部A氏の関与が指摘されると、フジは「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と否定するコメントを発表。ところが、文春が報じた新たな告発でも、A氏の名前が登場しているのだ。中居のほか、ダウンタウンの松本人志(61)といった大物芸能人とも関係が深いと言われるA氏は、15日から出社停止しているという。

「A氏のアテンド、上納は虚偽だとしてマスコミに注意を促すなど、火消しに走っていましたが、新たな疑惑が報じられると、フジの社内体質を問う声があがり始めています。“上納”疑惑だけでなく、被害女性はフジの数人の幹部に相談したものの、まともに取り合ってもらえなかったと告白している。港社長は今回の騒動の際に、『社長として全力で皆さんを守ります』と社員に一斉メールを送っているが、被害女性は守られなかったと話している。さらに、被害者は一人や二人ではないと見られているため、会見で“上納”を完全に否定して逃げ切れる状況ではなくなっている」(芸能ライター)

■港社長にもアテンド疑惑が…

 中居の女性トラブルは海外メディアでも取り上げられ、フジテレビを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングスの株主である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは、「中居正広さんをめぐる騒動に関連する一連の出来事は、エンタメ業界の問題だけでなく、『フジ』の企業統治に深刻な欠陥があることを露呈している」と、第三者委員会の設置を求める書簡を送ったことが明らかになっている。

「会見をする港社長自身が、芸能界の重鎮たちの忘年会など飲み会に女子アナをアテンドしていた疑惑が報じられている。港社長は『夕やけニャンニャン』『オールナイトフジ』などを経て、『とんねるずのみなさんのおかげです』など、とんねるずとは特に近しく、業界の景気が良く、まだフジがイケイケでコンプラという概念がなかった時代の人です。今回の会見で港社長がどんなコメントをするかに注目が集まっています」(週刊誌記者)

 中居は今回の件について、《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても、支障なく続けられることになりました》と、問題なく活動ができると宣言。しかし、自身のレギュラー番組の降板や放送休止などを招くなど、この発言がアダとなった印象が持たれている。フジも対応を誤ると、命取りになりかねないだろう。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 爆笑問題・太田光が新春特番でフジテレビと局幹部をイジリ倒す事態に。関連記事【もっと読む】中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭…で報じている。

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