1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

ベストセラー作家・雨穴は初会見でも“白い仮面”着用、会場にあふれた「脱水症状にならず良かった」の安堵感

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月17日 9時26分

ベストセラー作家・雨穴は初会見でも“白い仮面”着用、会場にあふれた「脱水症状にならず良かった」の安堵感

16日、日本外国特派員協会で会見を開いた雨穴(C)日刊ゲンダイ

「暑そうな着ぐるみを着ているのに水を一切飲まないので心配しました。仮面の口部分が小さくて飲めなかったのかな…。脱水症状にならなくて良かった」

 16日、日本のホラー作家でYouTuberの雨穴が東京・日本外国特派員協会で『変な絵』の会見を開いた後、会場内では冒頭のような安堵の声も聞かれた。雨穴がマスコミの前に登場するのは今回が初めて。白い仮面に全身タイツのようないでたちで登場した雨穴は、自身の略歴を英語でスピーチ。「私の本を買ってくれる人の多くは、若い読者」「よく図を使っているので漫画に少し近くなるため、若者は読みやすいと感じるのかもしれません」と自著のヒットの理由について分析してみせた。

 雨穴はチャンネル登録者が170万人を超え、総再生回数が1億9000万回を突破した人気YouTuberでもある。その一方で21年に出版したデビュー小説『変な家』(飛鳥新社)は、24年に映画化されると興行収入50.5億円の大ヒットを記録。22年に発売された2作目の『変な絵』(双葉社)はコミック、文庫化され、シリーズ累計120万部となっている。さらに今月はアメリカ、イギリス、ドイツなどで翻訳版が出版され、雨穴の小説は世界30の国と地域で読まれることになる。

 世界的ヒットを飛ばす雨穴の初会見ということで多くのマスコミが集まったが、注目を集めたのがやはりそのビジュアル。AP通信の記者から「深刻でまじめな作品を書いているのにこのような見た目で登場するのはなぜか。警察から逃げているのか? 身を隠す必要があるのか? 仮面を脱ぐと国民的スターだったりするのか」とストレートな質問されると、雨穴が「仮面を脱ぐと実は国民的大スターだった、ということは全くなくて。恐らく犯罪者でもないと思います」と返し笑わせる一幕も。

 さらに「実は見た目と本の内容が乖離しているのは私も気になっていまして。もっとまじめな格好をした方がいいんじゃないかと思ったこともあるんですが、このビジュアルを本の帯に使うと売り上げが伸びると出版社の方から聞きまして……」と冗談交じりのコメントで会場を沸かせた。

 会見中に「私は今、緊張しているので一応、踊っておきます」と壇上で踊り始める場面もあったが、雨穴が机に置かれたストロー付きのお茶に手をつけることはなかった。人気覆面クリエイターとして会場を盛り上げることに集中していたのだろうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください