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フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月17日 11時12分

フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

フジテレビの港浩一社長(C)日刊ゲンダイ

 元SMAP中居正広(52)の「9000万円女性トラブル」は、フジテレビの幹部社員が女子アナを中居に斡旋したとされる週刊文春の続報を受けて同局に猛批判の声があがっている。週刊文春は「私もフジテレビ編成幹部によって“献上”された」との見出しで、新たな被害者の告白を報じた。業界事情に詳しい広告プロデューサーはこう言う。

「この業界関係者なら誰もが知っていたと思いますよ。『上納』と言ったかどうかは分かりませんが、露骨な接待を少なからず見聞きしてきました。それを受ける側も共犯と言いますか、利害関係にあったりするから口外しなかっただけ。局アナの早期退社が多いのは、フリーになって稼げるうちに稼ごうというだけでなく、自分たちをホステス扱いして人身御供のように使う局に嫌気が差してというところも大きいのではないでしょうか」

 フジテレビに限った話ではないが、局アナの退社の際には「あのプロデューサーのセクハラだけでなく、外で肉弾接待をさせられてたらしいから」などとよく噂になり、ひそひそ話が飛び交うそうだ。ある芸能プロ社長はこう言う。

「プロデューサーが女子アナにホステスをやらせるのは昔からですよ。そんな酒席での女子アナは大きく3パターンがあって、テレビ画面での姿とは全く違う毒を吐くタイプがひとつ。頼んでもないのにデュエットしてくれたりする面倒見タイプ、そしてツンデレなどのキャラクターを演じるタイプです。キャバクラやクラブホステスと一緒ですね」

 テレビ局では、女性タレントがメークルームで居合わせた女子アナから合コンに誘われたところもあるという。

「女衒的なお局女子アナもいます。マクラ要員を見つけて、いけにえのように差し出して自分は逃げるチーママタイプもいます。飲み会セッティングなどは制作会社のプロデューサーやヘアメークというケースが多かった」(同前)

組織ぐるみの斡旋という批判にどう応えるのか

 中居正広の女性トラブルは、こうして中居に「献上」された女性が被害に遭ったということだろう。組織ぐるみの斡旋という批判にどう応えるのか。フジテレビは17日午後に港社長が会見を行うと発表したが、参加できるのは放送記者会などクラブに加盟する媒体だけで夕刊紙や週刊誌、ウェブメディアはNG。定例会見メンバーに限定するとした。元フジテレビの芸能評論家、中野義則氏はこう言っている。

「どうしてこのSNSメディア全盛の時代に、そうした記者たちを締め出すのか分かりません。だから『オールドメディア』と呼ばれ、時代遅れと見なされているというのに。ジャニーズの記者会見で、質問者を選別していたことが発覚し世間から呆れられたのと同じ失敗を繰り返そうとしているように見えます。港社長にはこうした問題と真正面から向き合う姿勢を期待したいのですが」

 フジ・メディア・ホールディングス株を約7%保有する米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツの「企業統治に重大な欠陥があることを露呈している」との指摘は当然。フジテレビは存亡の機にあるという現実に気が付いていないようだ。

  ◇  ◇  ◇

 きょう1月17日にフジテレビの緊急会見が行われる。関連記事【もっと読む】フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も…では、まさかの茶番発表の可能性について伝えている。

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