巨人痛恨!FA甲斐拓也と引き換えに被る“大損害”…人的補償の伊藤優輔は阿部監督の「秘密兵器」だった
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月17日 11時24分
巨人では、原辰徳前監督が在任17年間で16人ものFA選手を獲得した。計9度のリーグ優勝を果たしたものの、その副作用も小さくなかった。第1次政権では退任後も含めて03年から4年連続V逸、第2次政権でも最終年の15年から4年連続で優勝を逃した。補強による育成の遅れが表面化し、後を引き継いだ堀内恒夫、高橋由伸両監督がその尻拭いをさせられ、優勝を果たすことなく志半ばでユニホームを脱がされた。
「第3次政権でも復帰後の連覇を最後に3年連続のV逸となり、巨人史上2度目の2年連続Bクラスで原監督も退任に追い込まれた。本当に必要な補強なら否定はしませんが、目先の安易なチーム強化策は育成を滞らせ、チーム内の正常な血の循環を狂わせるのは自明の理。優先起用される補強選手によって、数年後を見据えてチャンスを与えられるべき若手の出番が減り、成長の芽を摘む。それを補うためにまた補強をせざるを得ない悪循環。ツギハギを繰り返すことになるわけですから、当然、歪みが生じますよ」(前出の高橋氏)
原前監督は在任中、「FAの人的補償は悪しきルール。今すぐ廃止した方がいい」と言っていたものだが、その前に安易なFA補強を見直すという発想はなかった。この先も阿部監督も同じことを繰り返すのか。
◇ ◇ ◇
そんな巨人だが、他にも看過しがたい不安のタネがある。優勝に貢献した有能スコアラーが「人間関係が原因」でひっそりとライバル球団に移籍したのだ。つまり、「頭脳&膨大なデータが丸ごと流出した」と言っても過言ではない。どこの球団へ移ったのか。いったい巨人で何が起きているのか。
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