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スポンサーのマーケ担当者が明かす大谷の「最大の魅力」 伊藤園がド軍、MLBともパートナーシップ契約締結

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月22日 9時26分

スポンサーのマーケ担当者が明かす大谷の「最大の魅力」 伊藤園がド軍、MLBともパートナーシップ契約締結

ムーキー・ベッツ(C)日刊ゲンダイ

 大谷翔平(30)が「お~いお茶」のグローバルアンバサダーを務める飲料大手メーカーの伊藤園は昨21日、MLB、ドジャースとパートナーシップ契約を結んだと発表。3月18、19日のカブスとの日本開幕シリーズ(東京ドーム)の公式スポンサー契約も併せて発表された。

 都内で行われた会見には昨年のワールドシリーズ終了後に受けた左肩手術のリハビリに励んでいいる大谷に代わって、MVPトリオの1人であるムーキー・ベッツ(32)が出席。約2か月後に迫った日本開幕シリーズについて聞かれると「情熱があるファンが多い東京でプレーするのは楽しみ。ショウヘイは東京の2試合で本塁打3本、二塁打1本、単打1本を放つと思う。誰もできないであろう3本塁打を期待している」とリップサービスも忘れなかった。

 クラブハウスでの様子も惜しげもなく披露し「ショウヘイは試合開始の30分前になると、決まってお茶を飲んでいる。彼の活躍を目の当たりにして自分もお茶を飲んだ方がいいのかなと思った」と明かした。

 世界的なマーケット拡大を目指す同社は昨年4月、大谷とグローバルアンバサダー契約を結んだ。日本や世界の60紙以上の新聞に全面広告を掲出、パッケージに本人の画像が描かれた「大谷翔平ボトル」を発表するなど、プロモーション活動を展開し、売り上げは9%増を記録したという。

 今回は新たにド軍と契約したことで、ユニフォームを着用した大谷の画像や映像を宣材に使用できるだけなく、MLBとも契約を結んだことからロサンゼルスだけでなく、他の29球団の本拠地でもプロモーション活動が可能になるという。

負のイメージがない、アンチいない最適な人材

 日本では企業が特定の球団や選手のスポンサーに付くと、他球団のファンから反発を招くケースもある。ライバル球団のファンからアンチが出現し、企業の業績に少なからず影響を与えるといわれるが、同社のマーケーティング担当者は「大谷選手に関してはアンチが発生せず、企業にとって負のイメージをもたらすことがないのは最大の魅力です」と明かす。

 大谷は日本はもちろん、米国でも好感度は高い。特に10代の若者と60代の女性からの支持を集めているという。

 大谷は投打の二刀流として結果を残し、23年にはアジア人初の本塁打王のタイトルを獲得。3度のMⅤPを受賞している。昨季は前人未到の「50‐50」(54本塁打、59盗塁)を達成するなど、異次元のパフォーマンスを披露してきた。

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