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中居正広問題で大揺れフジテレビ…社員説明会で“ギャグ”?改めて露呈した港浩一社長のポンコツ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月24日 15時3分

中居正広問題で大揺れフジテレビ…社員説明会で“ギャグ”?改めて露呈した港浩一社長のポンコツ

ズレまくり(C)日刊ゲンダイ

 「楽しくなければテレビじゃない」――。さすが敏腕プロデューサーとして「ドリフ大爆笑」や「THE MANZAI」といった数多くの娯楽番組をヒットさせてきた経歴の持ち主。会社が絶体絶命の大ピンチに陥っている状況下でも“笑いを取る”ことは忘れていないようだ。

 芸能界引退を公表したタレントの中居正広(52)と女性のトラブルを巡り、社員の関与が指摘されているフジテレビの港浩一社長(72)のことだ。

 フジは23日夕、東京・台場の本社で全社員に向けた社員説明会を開催。4時間に及ぶ長丁場の説明会で、港社長から驚きの言葉が飛び出したのが、17日に行った映像NGかつフリーや週刊誌記者を締め出した会見についてだった。

「準備不足だった」「終わって、失敗だと思った」

 この言葉に出席した社員からは一斉にため息が漏れたと報じられているが、港社長の真意は漫才やコント番組で見られる場面のように、社員がこれを“ギャグ”と受け取り、そろってズッコケる姿を想像していたのかもしれない。そう考えなければ到底、あり得ない発言だからだ。

 そもそも17日の会見が何のためだったのかといえば、中居と女性のトラブルや、フジ幹部社員の関与の有無、会社としての認識、対応について、経営トップの口から正直に説明することだったのではないか。

 失敗や成功といった類の話ではないのは言うまでもないだろう。にもかかわらず、いまだに「準備不足」などと釈明している姿は根本的な認識がズレているとしか言いようがない。仮に会社に及ぼす業績の影響やイメージダウンを最も懸念しているとしても、それを今言えば社員や世間がどう受け取るのか。ちょっと考えれば分かることだ。

「フジ・メディア・ホールディングス」の24年3月期の有価証券報告書によると、中核事業であるフジテレビの売上高は2382億1900万円、営業利益は54億3300万円に達する。港社長は果たして公共電波を扱う日本でも有数の大企業の社長としての自覚はあるのだろうか。社員説明会で役員総退陣の怒声が飛び交ったというのも理解できる話だ。

 中居問題で大揺れのフジ。多くの社員らは今、港社長のポンコツぶりに「バカな大将、敵より怖い」と震え上がっているのではないか。

  ◇  ◇  ◇

 中居正広が芸能界引退を決めても問題は終わらない。関連記事【もっと読む】で《中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽》…を取り上げている。

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