比嘉愛未「フォレスト」はタイミングが悪すぎた!? テレ朝勝負の“路線変更”もラブサスペンスは空回り
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月2日 9時26分
目論見は空回り?(C)日刊ゲンダイ
今期のGP帯連ドラでは比較的早めの1月12日にスタートした比嘉愛未(38=写真)主演の「フォレスト」(朝日放送・テレビ朝日系=日曜夜10時15分)は2月2日に第4話を放送。そろそろ中盤に向かうが、視聴率では苦戦しているようだ。
「同枠の前作『マイダイアリー』の世帯平均は2~3%台と低空飛行していましたが、『フォレスト』はそれより少し上がった程度のようです。日曜の夜は8時にNHK大河、9時にTBS日曜劇場と、リアタイ視聴者が習慣的にドラマを見るうえ、同じ10時台には日本テレビも連ドラをやっているという激戦区です。そこにあえてテレ朝系が参入したのが2023年4月期。当初は大物脚本家によるオリジナル作品を並べたラインナップで、熱心なドラマファンの評価は高かったものの、視聴率は3%前後、配信数もなかなか上位に食い込めない状況が続きました。8作目となる今期は初の“ラブサスペンス”で勝負に出たようです」(エンタメ誌ライター)
公式HPには《「愛」と「嘘」が絡み合う、究極のラブサスペンス!》とある。ネット上には《韓国ドラマのような雰囲気で、スピード感、ドロドロ感も良かった。今後の展開が楽しみ》《中盤の展開次第では“沼る”可能性はありそう》と評価する声もあるが、《サスペンスとしては使い古されたような設定だし、ラブの要素も今のところあまりそそられない》《全体にチープ感が漂っていて考察する気になれない》など厳しい意見が目立つ。
中には、比嘉の母親役である松田美由紀(63)の《オーバーな演技と作り込みすぎた髪型が全部持ってった》なんて声も。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ちゃんと見ていれば面白いと思うんですけど、タイミングが悪かった」と、こう続ける。
「TBSの『御上先生』と日テレの『ホットスポット』に挟まれていますから、どうしてもリアタイ試聴の優先順位は下がってしまう。録画や配信で考察を楽しめそうではあるんですが、あちこちに既視感があって、“考察のしがい”という点では、TBS金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』にはかなわない。となると、なかなか話題になりにくいのは否めません。枠や放送時期が違っていたら、もっと評価されてハマる人が増えた可能性もあったんじゃないかな。昭和の大映ドラマの“赤いシリーズ”の雰囲気もあるし、素直に見たら楽しいですよ。ただ、個人的にはこの枠はもっと開始当初の路線で勝負してほしかったのは確かですけど」
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