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TVRが英国に帰ってきた!TVR 2017年に復活

GIGAMEN / 2015年6月22日 10時30分

1947年にトレバー・ウィルキンソンによって設立されたイギリスのスポーツカーメーカー「TVR」。

独創的なスポーツカーを世に送り出してきたTVRは2004年にロシア人実業家によって買収されて以来、買収に次ぐ買収による混乱で、2006年以降一台も生産していおらず、2006年12月には経営破綻しています。

しかし、2013年には現在の投資家グループに経営権が移り、再建の動きが出ていました。そんなTVRが2017年にニューモデルを開発、さらには2020年までには合計4つのモデルを提供する予定であると発表しました。

gigamen_TVR_return_2017_01

デザインは奇才「ゴードン・マレー」

ニューモデルは、エンジニアリングをレーシングエンジンメーカーの「コスワース」、デザインをマクラーレンののデザインで知られるゴードン・マレー氏が担当するとされ、コスワースは、TVRらしいドライサンプ付のV8自然吸気エンジンを製作する予定とされています。

しかし、具体的なプランはまだ明らかにはされておらず、「2シータークーペ/コンパーチブル、リアドライブ・マニュアルトランスミッション、生産はUK」としか発表されていません。そして同車のル・マン24時間レースへの参戦計画など、実車の姿がないまま計画は進んでいるようです。

gigamen_TVR_return_2017_02

シンプルイズベスト

「スポーツカーというのは、大馬力で軽量であればそれでいい」という考えのもとに、電子制御や安全装備をもたないスポーツカーを生産した旧TVR。そのままでは現在の時代にそぐわないかも知れませんが、シンプルなスポーツカーの登場に期待しましょう。

TVRの公式サイトはこちら

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