20秒で折り畳めるフル電動自転車、海外で人気沸騰中
GIGAMEN / 2017年12月1日 10時30分
組み立ては不要な上に、わずか20秒で折り畳むことも広げることも可能です。米国発のフル電動自転車『ジョルト(JOLT)』製品化プロジェクトが10月末、クラウドファンディングサイトのインディゴーゴー(Indiegogo)で立ち上がりました。
フル電動自転車は原付とみなされる日本。
『ジョルト』の最高時速は約32km、電動アシストモードでの走行距離は約80kmです。最高時速約32kmのフル電動自転車は、米国のほとんどの公道では使用が認められていて、ペダルをこがなくても坂道を楽に登れます。自転車を降りた後は、アルミニウム製のフレームを折り畳んで、88×64×40cmまでコンパクトにできます。
注意すべきは、ペダルをこがなくても走行するフル電動自転車が日本では原動機付き自転車(原付)とみなされるということです。ペダルをこぐ電動アシストモードで走行しても、原付を運転しているのと同じ扱いになります。つまり『ジョルト』で日本の公道を走るには、運転免許の取得やナンバープレートの装着などはもちろん、さまざまな保安部品を取り付ける必要もあります。
リーズナブルな価格も注目される理由。
『ジョルト』製品化プロジェクトへの支援は11月14日現在、25万7000ドル(約2900万円)以上に上っています。小さく折り畳めて、しかもリーズナブルな価格(599ドル~)のフル電動自転車は海外での注目度が高いようです。
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