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【相楽伊織・市川美織 インタビュー】学生運動をテーマにした舞台『ロッカールームに眠る僕の知らない戦争』で共演

GirlsNews / 2024年1月31日 3時30分

--市川さんもロックなんですか?

市川「えっ、私もロックなんですか? って思ったんですけど(笑)。でも、稽古が始まってみると、なるせさんの言っていた意味が分かった気がします。学生団体のメンバー役の人たちは特に気合が入っていて、すごい雰囲気を作り上げているんです。その中で伊織ちゃんは、絶対にこんな団体にいないような、ふわふわした感じなんですが、逆にその流されないお芝居を見て、(この子はすごい肝が座っているな)と感じる場面がいくつもありました」

--市川さんと家族を演じる二人について。

市川「主人公タモツ役の東拓海さんは、実は私より年齢がちょっと若いんですけど、稽古に入って最初の頃からセリフが全部頭に入っていて、すでにタモツの人生をちゃんと演じてるのが、すごいなって思いました。普段は、私がボケたり、いじったりすると、煩がられるんですけど、それもお兄ちゃんと妹みたいなナチュラルな感覚で接してくれます。お兄ちゃんとして頼もしいけど、頼もしすぎない主人公というところがいいですね。段取りではなく、その場の気持ちで演じてるのが伝わってくるので、物語に巻き込まれていく感じがそのまま出ていて、稽古を重ねるたびにすごいと感じます。

母親ヒガミ役の久下恵美さんは、とにかくパワフルに食い込んできます。東さんも、初めて一緒に合わせた時に圧倒されてたよって言ってました。でも、グイグイのお母さんと控えめな私というギャップがさらに面白くなっていて、さすがだなって思いますよね。しかも大ベテランの方なのにずっと稽古をやりたがるんです。納得がいくまでやろうとする姿勢がすごくて、こういうところを見習っていかなきゃなって思います。とにかく必死に練習されてて、こういう努力があとで実を結ぶんだろうな、一生忘れちゃいけないことだなと、いろいろ学んでおります」

--稽古は順調に進んでますか?

相楽「稽古場の雰囲気はいつも笑いが起きていて、全然ピリピリしていません。なるせさんがとても優しい方なので、自然と優しい空気で稽古は進んでいます」

--なるせさんについてはどんな印象ですか?

市川「何をもってロックと私を判断したのかわからないんですけど(笑)、前になるせさんが脚本の舞台に出演させてもらったご縁で、お声がけいただいたと思います。四ツ葉は最後に重要なシーンがあるんですが、“この子ならできる!”と思っていただけたなら、それに応えられるように頑張りたいです。そのまんまの穏やかな方で指導はすごく優しくて、ちゃんと的確なアドバイスを分かりやすくされるので、稽古もやりやすいですし、全体の雰囲気もいい現場だなって感じています」

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