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マルチバースプロジェクト・METALVERSEがワンマンイベント第二弾開催

GirlsNews / 2024年2月11日 12時46分

先程とはガラッと雰囲気が変わり、4つ打ちのラテンビートをベースにしたサウンドと食べ物がたくさん登場するユニークな歌詞が印象的な「Si Si」へと続く。カラフルで可愛らしく、コミカルなフォーメーションダンスで一瞬にして景色を変えてしまうパフォーマンス力はまさにマルチバースプロジェクトの本領発揮というところだろう。

HIP HOPを彷彿とさせるトラップのBGMと照明がフロアを煽ると、ライブ初披露となる「Get Down」へとステージは移動する。乾いたギターサウンドに気だるい雰囲気のボーカルでスタートすると、先程の可愛らしい表情から一瞬にして大人びた表情へと変化するメンバーたち。まさにイベントタイトルにもなっている「THE END OF THE INNOCENCE」を象徴するようなパフォーマンスにドキッとさせられる。

「キュン!」というキャッチーなフレーズとダンスがリフレインする「Qn」では、青春ど真ん中な可愛らしい内容の歌詞と「バキュン!」とオーディエンスを打ち抜くダンスパフォーマンスにZ世代の彼女たちの等身大の姿が見え隠れする。80’s POPSと80’sハードロックサウンドが行ったり来たりするようなサウンドアレンジもユニークだ。

ハリウッド映画を彷彿とさせる重厚感のあるサウンドをバックに「THE END OF THE INNOCENCE」をテーマにしたストーリームービーを挟み、ダウンチューニングのヘヴィなリフとトラップのリズムが異次元のブルータルなグルーヴを生み出す「GIZA」へと突入する。LEDスクリーンに映し出される映像やレーザーや照明によって真っ赤なワールドへと染まったステージで、キレッキレのダンスとハイトーンボイスが絡み合う彼女たちの世代を超えたパフォーマンスに思わずフロアから「カッコイイ!」と言葉が漏れる。

続く「Endless World」はライブ初披露だったが、エネルギッシュなロックサウンドをベースに力強いダンスパフォーマンスとキャッチーなメロディーが印象に残った楽曲で、儚げな世界の中に一筋の光が差し込むような、見る者聞く者に勇気と希望を与えるような、そんな爽快感に溢れていた。

メンバーは一旦ステージを離れると、LEDスクリーンにはクリスタルのELEMENTが擬人化したようなCGキャラクターが登場する。HIP HOPのトラックにのせてダンスを披露すると、続けて左右のステージサイドから交互にメンバーがひとりずつ登場しスポットライトを浴びる。メンバーそれぞれのキャラクターが際立ったソロダンスパートに、CGキャラクターがシンクロしながらリアルタイムでダンスを踊るという、まさにダンスバトルさながらの演出にオーディエンスからは大きな歓声が上がった。ダンスバトルラストでは5人全員とCGキャラクター5体がシンクロしたダンスを披露し、そのままこちらもライブ初披露となる「Naked Princess」へと突入する。サビの部分がティザームービーで使用されていたこともあり、初披露にも関わらずオーディエンスの盛り上がりも最高潮に。HIP HOPのトラックと2-stepのダンスにピッタリなバンドサウンドが目まぐるしく展開する楽曲構成に、サビの「裸のお姫様」というキャッチーなリリックをパワフルに歌い上げるボーカルラインが際立った。中盤ではメインステージからメンバーがフロントステージへと移動すると、さらにオーディエンスを煽っていく。ここからが本日のハイライトでもあるのだが、強烈なブレイクダウンパートを経たところで、ボーカルが力強く天に向けて手を掲げ、会場全体を一瞬にしてフリーズさせる。一時停止したステージ上で緊張した時間が過ぎる中、マイクを通さずに「ハァ〜ッ」と唸り声を轟かせ、その声が頂点に達したところでフリーズしていたステージが一気に動き出した。メンバーの可愛らしいキャラクターからは予想だにしなかった展開に、たとえるならば「新たなモンスターが誕生した」瞬間を目の当たりにしてしまったような、衝撃的なインパクトをオーディエンスの記憶に焼き付けたのだ。オーディエンスのボルテージは最高潮に達し、メンバーも最後の最後まで煽りまくると、ライブ本編ラストを飾るクライマックスを迎えた。

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