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乃木坂46、デビュー12周年を祝うバースデーライブ 山下美月センターの新曲「チャンスは平等」をサプライズで初披露

GirlsNews / 2024年3月10日 13時1分

続くMCでは、5期生がこの2年間の活動を振り返る。井上は「オーディションに合格してから今も空気感が変わってない」と話すと、小川は現在行われている6期生に触れ「これからは甘えてばかりはいられません。先輩たちのように強くカッコいい姿を私たちも見せられるように、頑張っていきます」と逞しいコメントを寄せた。

ダンサブルな「Wilderness world」で再びライブパートに戻ると、疾走感の強い「踏んでしまった」やEDM色濃厚な「Actually...」と、ライブを通じて成長してきた近年の楽曲群でエネルギッシュなパフォーマンスを見せ、客席の盛り上がりは最高潮に到達。かと思えば、「最後のTightHug」「ここにはないもの」「誰かの肩」といったバラードナンバーでは、メンバー一人ひとりの歌声に焦点を当てるなど、さまざまな形で現メンバーの持つ多彩さを見せていく。

「ごめんねFingers crossed」で再度勢いが付くと、ライブもいよいよ佳境に突入。「ごめんねFingers crossed」「全部 夢のまま」「君に叱られた」といった人気曲を、メンバー全員で客席に届けていく。そして、山下が「本当に1曲1曲素敵な楽曲たちで、素敵な衣装に素敵な振り付け、たくさんの愛の詰まった作品を私たちは背負っているんだなと思いました」と口にすると、先日発表された自身の卒業に触れつつ「次の『BIRTHDAY LIVE』には私自身ここにいないんですけど、3期生、4期生、5期生、そしてこれから入ってくる6期生が素敵な未来を作ってくれると信じています。輝く未来を作っていくために、これからも乃木坂46の応援をよろしくお願いします」とファンへの感謝を伝え、自身が初センターを務めた「僕は僕を好きになる」でライブ本編を華やかに締め括った。

アンコールでは4月10日にリリースを控えた35thシングル「チャンスは平等」を、サプライズで初披露。センターの山下を中心に、グルーヴィーなディスコサウンドに乗せて軽やかなダンスが展開され、観客を大いに楽しませた。初披露を終えると、このシングルをもって卒業する山下は「一緒に掛け声ができる部分があったり、覚えやすいダンスになっているので、この曲で皆さんともメンバーとも笑顔でお別れできるんじゃないかな」と笑顔でコメントを寄せた。

アンコールではその後も「他人のそら似」「好きというのはロックだぜ!」が連発され、ここで当初アナウンスしていた123曲披露を完遂。4日間のライブを全うした与田は「(スタッフが)『BIRTHDAY LIVE』は乃木坂の成長記録だと言っていて。今日いないメンバーも含めて、今年の『BIRTHDAY LIVE』を迎えられたことがすごく幸せです」、遠藤は「私はライブが好きで仕方ないです。心臓が潰れるほど緊張しても、不安に負けてしまっても、泣いちゃいそうなぐらい体が追いついていなくても、(ライブ本番には)涙が出るぐらい楽しいと思える瞬間があって。そこで頑張ってよかったと思えるから、私はやっぱりライブが好きなんだなとこの4日間で感じることができました」と、それぞれの思いを語る。そして“124曲目”として、乃木坂46のライブのエンディングには欠かせない「乃木坂の詩」を観客と一緒に合唱。最後にキャプテンの梅澤が「全日違うセットリスト、正直すごく過酷でした、でもこれが乃木坂の伝統で、私たちにとっての試練なんだと思います。『BIRTHDAY LIVE』は乃木坂46にとって大きな武器になります。これからもずっと守っていきたいと思います」と力強く宣言し、4日間におよぶ12回目の『BIRTHDAY LIVE』は終了した。

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