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【タイ】カーン航空がバンコク、パタヤ便を開設

Global News Asia / 2015年4月26日 11時0分

タイ北部を中心にしていた頃のカーン空港の宣伝看板に表示された使用の12人乗りセスナ機。(2013年・そむちゃい吉田 撮影)

 2015年4月26日、タイ国内の小規模航空会社カーン航空が、バンコク、ドンムアン空港とパタヤ近郊のウタパオ空港の路線を4月10日から開設した。同時にチェンマイ、ウボン、ウドンタニーなどの地方都市への空路を拡充し、それぞれ格安で販売している。

 カーン航空が開設したバンコク、パタヤ(ウタパオ)間は、ドンムアン発が一日1便。パタヤ(ウタパオ)発が一日2便とスケジュールされ、片道490バーツ(約1800円)で販売。約30分のフライトで運行されている。

 この他に同空港からは、タイ北部チェンマイや東北部のウボンラチャタニー、ウドンタニーへの路線も開設され990バーツ(約3700円)で販売されている。

 また、発着に合わせてパタヤ地区のスクンビット通りからの送迎もある。問題は機体が小さく席数も少ない為にすぐに売切れてしまうことだ。

 ウタパオ空港のあるラヨーン県には、国内外の工場が多く地方の工場とのやり取りも多い。その為、関係工場のある地方への出張などのニーズも少なくない。

 ウタパオ空港は、タイ東部ラヨーン県サタヒープにある。世界的観光地パタヤから約35km南にあり、1時間弱ほどのためパタヤ空港と呼ばれることもある。

 これまでバンコク航空のサムイ島、プーケット島行きが毎日発着している他、中国本土やロシアからのチャーター便も発着している。

 カーン航空(Kannithi Aviation Co.,Ltd.)は、2010年からタイ北部チェンマイを中心に、チェンライ、メーソート、メーホンソーンなどに就航している他、チャーター便などを運行する小規模のタイ国内航空会社。使用されている機体は、12人乗りセスナと一部で6人乗り小型ジェットが使用されている。

 また同社は、来年以降タイ南部のスラータニー、プーケット、ハジャイなどへの就航も予定している。さらにパンガン島に専用空港の建設も進めており、昨年7月の報道で70%の進捗状況だ。また、同空港にはATR72での就航を予定している。

 カーン航空の詳しいスケジュールの確認や予約は同社ホームページからも出来る。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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