【タイ】タイ人作家チュラヤーノン・シリポン初個展「Behind the Painting」展開催
Global News Asia / 2015年8月29日 9時0分
2015年8月29日、国際交流基金バンコク日本文化センターが、シラパコーン芸術大学と共催でタイ人作家の個展を開催することを発表した。
タイ人作家チュラヤーノン・シリポン氏の初個展「Behind the Painting」展で、キュレーターに国際芸術センター青森(ACAC)の学芸員、服部浩之氏を迎える。
個展名の「Behind the Painting」は、タイ人作家シーブラパーが1937年に発表した小説「絵の裏」をモチーフとしたチュラヤーノン氏の一連の作品群を指す。
また、この個展は2014年にACACと国際交流基金アジアセンターが共催した「メディアアートキッチン―ユーモアと遊びの政治学」展にチュラヤーノン氏が出展した同名作品が始まりとなっている。同年にチュラヤーノン氏が服部氏の招待により2カ月間、青森県に滞在。青森の自然の中で、日本が舞台になった「絵の裏」から着想を得た映像作品や絵画を制作し、その背景を現代社会の文脈に置き換えることで「絵の裏」で見落とされていたり、隠されていたものを表現する試みでもある。
1986年バンコク生まれのチュラヤーンノン氏はドキュメンタリー映像・映画作家。これまでタイ固有の政治や社会問題、慣習などを取り上げたユーモアのある映像作品を制作している。
キュレーターの服部氏は1978年愛知県生まれで、2006年に早稲田大学大学院を修了し、2009年からACACに勤務。常に「オルタナティブなあり方」を意識の根底に据えて、Midori Art Center(MAC)というスペースを日本と世界で独自に運営している人物。
展覧会開催は9月11日(金)~10月10日(土)、平日は午前9時~午後7時まで、土曜日は午前9時~午後4時までとなる。日曜祝日休館。場所はシラパコーン芸術大学アートセンターで、9月11日の午後6時にはチュラヤーノン氏と服部氏によるトークショーも行われる。
【執筆 : 高田胤臣】
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