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【バンコク爆弾テロ】実行犯と思われる男性の指紋が、アパートから押収した爆弾材料に付着した指紋と一致

Global News Asia / 2015年9月2日 22時30分

資料写真、逮捕された外国人男性が潜伏していたと見られているカンボジア・ポイぺト(2014年6月撮影)

 2015年9月2日、タイメディアによると、タイ警察は8月17日バンコクで起きた爆弾テロ事件の実行犯だと思われる外国人男性を、タイとカンボジアの国境で、昨日逮捕した。

 タイ警察は、バンコクの軍の施設で取り調べを続けている。この男性の指紋を、バンコクのアパートから押収した、爆弾の材料から採取した指紋と照合したところ本人のものと一致した。男性は、爆弾テロ発生時に現場周辺にいた事は認めているが、爆弾テロに関わっていないと強く主張している。

 タイへの出入国を何度も繰り返しており、事件から4日後の8月21日に、タイ東部のアランヤプラテートの国境ゲートから陸路で、カンボジアに入国した可能性があるという。

 タイ警察は、テロ直前の防犯カメラの映像に、この男性が酷似していることから「黄色いシャツの男」の可能性が高いと見ている。

 出生地と発行地が新疆と記載されている中国パスポートを所持していたため、中国に身元の照合を依頼しているが、中国側からの回答が無く身元はまだ判明していない。

 爆弾テロは、タイ政府がタイに密入国していたトルコ系ウイグル族107人を、7月に中国に強制送還したことへの報復と考えている。

【編集 : MM】

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