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【タイ】ロイカトン(灯籠流し)祭りに向け各地で盛り上がりと注意喚起

Global News Asia / 2015年11月18日 11時0分

夜空に打上げる紙のバルーン「コムロイ」は、幻想的だが落下して延焼するなどの事故も毎年問題になっている。(写真家・太田亨氏 提供)

 2015年11月18日、タイ三大祭りの一つ、ロイカトン祭りが今月25日と迫り、タイでは各地でイベントが始まり、盛り上がりをみせ始めている。

 バンコク都では21日から25日までの間、チャオプラヤー川でリバーフェスティバルと称して、アジアティークから王宮にかけての流域7カ所でライトアップや伝統舞踊の披露などのイベントが行われる。

 また、25日のロイカトン本番には、多くの人出が予想されており、灯籠流しには自然素材の籠を使用するように呼びかけている。これは毎年、不燃性素材のゴミとなった灯籠が流域を埋め尽くし、その処理に苦慮している都からの切実な願いとも言える。また、同25日にはバンコク都内での花火とコムロイと呼ばれる紙バルーンの打ち上げは、禁止される。

 タイ北部チェンマイではイーペン祭りとして、外国人観光客により非常に多くのコムロイが打上げられる。このため、24から26日にかけては、夜8時以降から深夜にかけて、空の便は約100便に及ぶフライトが変更またはキャンセルされる。同北部チェンライでも同様にフライトの変更が予定されている。

 このロイカトン発祥の地といわれる中部スコータイでは、国内外から多くの観光客が押し寄せる。その中で世界遺産にもなっている寺院のライトアップや伝統舞踊のショーなど、多くの催しが予定されている。

 タイではこの灯籠祭りに続いて、国王誕生日やBike for Dad、そしてクリスマスから年末年始と全国各地でイベントが続けて行われる。しかし、パリでのテロ事件を受けて、空港や街頭での警備も例年以上に強化される予定だ。このため、遊び半分で禁止されている花火などを持っていると、いらぬ誤解を受けることもあるとして、タイ国政府観光庁も注意を促している。

参考資料:タイ国政府観光庁
【執筆 : そむちゃい吉田】

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