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【フィリピン】台風27号を警戒、ビリラン島・レイテ島で自主避難

Global News Asia / 2015年12月14日 9時54分

避難所に行く準備をする家族。ビリラン島ナバル地区

 2015年12月14日、大型で強い台風27号(Melor)がフィリピンに接近している。フィリピン東部では警戒を呼び掛けている。

 中部のサマール(Samar)島を直撃する見通しが強い。2年前の台風で、大きな被害が出たレイテ島、ビリラン島でも自主避難が始まっている。

 ビリラン島ナバル地区では、簡素な造りの住宅が多く、土地の上に、木造の柱があり、薄いトタン屋根をのせただけの家。ガラスサッシなどは使用しておらず、木をくり抜いた、窓で、家の中に雨が入ってしまう。強風の場合、屋根が飛ばされる恐れもある。2年前にも大きな被害を受けた。

<14日18時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 フィリピン
予報円の中心 北緯 12度50分(12.8度)
東経 124度30分(124.5度)
進行方向、速さ 西 20km/h(12kt)
中心気圧 950hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
予報円の半径 90km(50NM)
暴風警戒域 全域 190km(100NM) 日本・気象庁発表データ。

【編集 : 高橋健二】

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