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【タイ】日本にはないアイスクリーム・チェーンが中高生に支持されるワケ

Global News Asia / 2015年12月23日 17時0分

アイスとブラウニーのセットはお手頃に食べる事が出来る。ほかにアイスのチョコレートフォンデュなどもある。(高田胤臣 撮影)

 2015年12月23日、アイスクリーム店「Swensen’s(スウェンセンズ)」がタイでは人気になっている。タイにも「ハーゲンダッツ」などはあるが、店舗型として支店数、知名度、共に高いのはこの店になる。

 タイ人は甘いものが好きで、景気のいい現在、タイ中で乱立する商業施設には無数のスイーツ店が出店し、どの店も老若男女問わず人気になっている。中でもアイスクリームは暑いタイにはピッタリで、スイーツ店の中では最も多いかもしれない。

 タイで人気のアイスクリーム店はほかに「デイリークイーン」がある。リーズナブルでいいのだが、大半の店舗がテイクアウトのみで座席はほとんどないため、落ち着いて食べるには向いていない。日本ではサーティワンアイスクリームとして知られる「バスキン・ロビンス」も同様に人気はあるが、店舗数はあまり多くないように見受けられる。「ハーゲンダッツ」は日本同様に値段が高いので、ここに入るならほかの店にということになってしまい、サーティワンアイスクリーム同様に店舗数に伸びはない。

 そんな中で絶大な人気を誇るのがこの「Swensen’s」になる。どの商業施設にも最低1店舗はあり、値段設定も非常に安く、種類も豊富。また、フルーツの季節にはその果物をふんだんに使用した特別メニューも用意している。日本からはすでに撤退しており日本人には馴染みがないが、タイでは逆にアイスクリーム店と言えばここになるほどだ。

 各店舗の従業員は平均年齢がかなり若いが、サービスはしっかりしている。また、誕生日にはロウソクや従業員がバースデーソングを歌うなどのサービスもある。また、小さな子どもには無料でクレヨンセットと塗り絵の紙をくれる。
 
 中高生の多くは、アイスクリーム10スクープセットなどを頼んで、みんなで分け合いながらワイワイと長居している。そういった居心地のいい雰囲気もまた人気の秘訣なのかもしれない。

【執筆 : 高田胤臣】

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