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【タイ】国際旅行フェアで日本の企業自治体が活気ある多数出展

Global News Asia / 2016年2月21日 17時0分

通路が見えないほどの人で混雑した人気の日本関連ブース(そむちゃい吉田 撮影)

 2016年2月21日、バンコク都内の国際展示場でタイ国際旅行フェアが5日間にわかって開催された。15の国と地域から約300団体が出展。中でも日本の自治体や企業関連のブースは、全体の三分の一を占めるなど、タイ人の注目度と日本側の期待が大きく表れていた。

 バンコク都心アソーク通り近くにあるクイーンシリキット国際展示場で開催された「タイ・インターナショナル・トラベル・フェアー2016」と銘打たれたイベントは、5日間の期間中50万人の来場者を見込んでいる。会場内ところ狭しと各国のからの自治体や企業のブースが軒を連ねた。とりわけ日本関連のブースは会場の三分の一を占め、北海道から沖縄まで地方自治体や企業のブースにはどこも説明を聞くタイ人が絶える事がないようだった。

 その中で、昨年に続いて2度目の出展となった商船三井フェリー株式会社のブースでは、タイ人に人気の観光地北海道と東京の間を結ぶもう一つの移動手段として、出港地茨城県と同居する形でブースを展開。優雅な船での移動をアピールするとともに、茨城への観光客誘致にも大きな期待を寄せていた。

 自ら陣頭に立っていた中井和紀社長は、「タイを筆頭にアセアン諸国は、私どもと茨城県にとって魅了的な市場。タイからの観光客は、リピーターをターゲットに船内での日本文化体験など、ただ移動するだけではない船旅の独特の魅力をアピールしたい。また来年就航予定の新造船や航空会社などとの連携も含めて、長期的な誘致活動を続けて行きたい。」
と期待を滲ませていた。

 外務省によると、タイ人観光客は2012年度から昨年度にかけて3倍も急成長しており、年に何度も訪れるリピーターも同様に増加。今や団体旅行よりも個人で自由に歩くスタイルへと移行しているという。こうした実情を踏まえて、各自治体とも熱いアピール合戦が繰り広げられていた。
【取材/撮影 : そむちゃい吉田】

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