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【タイ】日本の高速鉄道は順調 バンコク‐ピサヌローク間を先行建設提案へ

Global News Asia / 2016年6月25日 9時0分

タイ建国の地とも言われる、世界遺産スコータイの遺跡群。

 2016年6月25日、タイ運輸省が日本の高速鉄道建設に関する事前調査を受けて語ったところによると、バンコクと北部チェンマイを結ぶ路線については、北部の玄関口ピサヌロークまでの区間約380kmを先行して建設する考えを示した。

 タイの新鉄道計画には、日本が関係する3路線(バンコク‐チェンマイ間、メーソート‐ムクダハーン間、カンチャナブリ‐バンコク‐シーサケート間)について事前調査が進められている。その中で北部チェンマイの路線について、日本の事前調査報告を受けたアーコム運輸相が、ピサヌロークまでの区間を先行建設する提案を行ったというもの。近く事前調査の結果とともに閣議に提出される予定という。

 ピサヌロークは、タイ北部の玄関口にあたり世界遺産スコータイ遺跡にも近く、国内外の観光客も多く集まる。こうしたことから、採算が合うと判断した模様。

 現在、タイでは中国の支援による2路線(ノンカーイ‐マプタプット間、バンコク‐ゲンコイ間)の建設が進められようとしているが、双方の条件が折り合わずに妥結できない状態になっている。その中で、ナコンラチャシマー県内の3.5km区間の先行着工がやっと合意されたばかり。

 一方、日本が関係する新鉄道計画は他の2路線も含めて、事前調査の段階だ。こちらは、条件面などのトラブルは聞こえてこないことから、順調に進められているようだ。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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