フィリピン新大統領の麻薬撲滅対策ー殺害を恐れ7万2千人が自首
Global News Asia / 2016年7月21日 8時40分
2016年7月21日、フィリピンメディアによると、ドゥテルテ新大統領の過激な麻薬撲滅対策が好調で、殺害を恐れた麻薬密売にかかわる関係者、約7万2000人が自首している。
警察は、麻薬密売人などの現行犯をその場で、212人射殺したと伝えられており、大統領の有言実行ぶりにフィリピン国内では、期待感が高まっている。
自首した麻薬密売関係者の多くは、中国人や中華系フィリピン人。フィリピンの刑務所は、各施設ともキャパシティーを大きく超えており、受刑者の受け入れ態勢が整わない状況だ。
大統領は、ダバオ市長を務め、最悪な危険地域ダバオの治安を改善した実績がある。宮殿には住まず、地元ダバオからマニラまで飛行機通勤を行うと表明しており、マニラ空港が混雑しているため、将来的にはクラーク空港を利用し、中国から鉄道建設の提案を受けているマニラとクラーク間(約100km)の鉄道路線を完成させて、ダバオーマニラ通勤を実行するのではとの見方もある。
一般的に、政治家の言葉はその場限りのことが多いが、ドゥテルテ氏の場合は実行力の高さから、リーダーとして信頼されている。
【編集 : GI】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ワクチン調達・接種、2月中旬から開始の見込み(フィリピン)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年2月10日 14時25分
-
フィリピン、米軍地位協定巡り月内に米国と意見調整へ=外相
ロイター / 2021年2月8日 15時16分
-
スーチー氏拘束、跋扈するアジアの「権威主義」 米バイデン政権の外交政策が試されている
東洋経済オンライン / 2021年2月4日 11時30分
-
2月の隔離措置を発表、一部外国人の入国受け入れを再開(フィリピン)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年2月2日 9時45分
-
世界の『インスタ映えスポットランキング2021』
PR TIMES / 2021年1月27日 20時15分
ランキング
-
1たこ飯の「蓋」大ヒット 捨てるに捨てられない駅弁容器の超活用術 釜めしの釜の万能さ
乗りものニュース / 2021年2月25日 9時40分
-
2ファンドマネージャーなら買ってみたい9社、「買収価値」から割安と判断
トウシル / 2021年2月25日 7時28分
-
3シャープ、大型液晶の堺ディスプレイプロダクト株をすべて売却
ロイター / 2021年2月25日 16時1分
-
4「過去最大の赤字よりマズい」電通が五輪中止より恐れている"最悪のシナリオ"
プレジデントオンライン / 2021年2月25日 18時15分
-
5青汁王子、10代で1億円稼ぐも投資失敗で無一文になった過去
NEWSポストセブン / 2021年2月25日 7時5分