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学生に向けてタイの魅力を発信するセミナーを開催ータイ国政府観光庁、地球の歩き方T&E

Global News Asia / 2016年10月3日 8時0分

グランプリ受賞の栄冠に輝いた、玉川大学観光学部の学生(前列)

 2016年9月30日、タイ国政府観光庁、地球の歩き方T&Eは、東京港区の日本アセアンセンターで、学生に向けてタイの魅力を発信する「タイを語りタイ! 学生流タイの歩き方」を開催した。同庁のパッタラアノン ナチェンマイ東京事務所長は「個性的でローカル色豊かな旅をお勧めします。ぜひ、みなさん現地に行って体験してください」と挨拶。自然豊かで人々の笑顔いっぱいの映像上映の後、タイの基本情報や、12の秘宝都市の紹介も行われた。約80名の学生が参加した。

 「タイ旅行企画コンテスト2016」で、グランプリの栄冠に輝いた玉川大学の、池元翼さん、大山広美さん、田島佳奈さん、長坂はるかさんは、課題のタイ北部のチェンマイとランパーンを組み込み、学生をターゲットとしたツアーを企画するテーマに挑戦。夜行列車の移動も盛り込み優れた企画力が評価された。受賞後のモニターツアーに参加した長坂さんは「チェンマイで特に印象に残ったのは、おしゃれなカフェや可愛い雑貨屋さんでした。チェンマイは、バンコクに次ぐ大都市。その一方で、京都のように伝統的なものが残る古都でもあり、ネット上はお寺に関する情報が中心でしたが、実際に訪れてみると鮮やかな色使いの雑貨が店頭にならんでいて、とても魅力的でした」。田島さんは「タイ北部は、隣国ミャンマーの文化を併せもつ寺院と自然の両方を見ることができます。ゾウにまたがってのゾウ使い体験ができ印象に残っています。また、おしゃれなカフェや雑貨屋さんがたくさんあること。女子を引きつける魅力がありそう」と話す。

 玉川大学のアンケート調査によると(タイのイメージを複数選択)、回答した学生のうち80%が「タイ料理」を上げており、タイのイメージとして認識されていることが分かる。しかし「ゾウと触れ合えること」をタイのイメージに上げた学生はわずか40%。これから、ゾウとの触れ合いなど現地で体験できることのPRに力を入れる必要がある。

 学生団体mof.西海美砂さんは、タイ族最初の独立国の遺跡スコータイについて、年に一度開催されるライトアップオーケストラの様子や、象保護センターでの像使いプログラムなどスコータイの魅力を伝えた。

 学生団体スナフキンの3人からは、水かけ祭りで、氷水をかけられたエピソードや、ランタン祭りには観光用と地元用の2種類が存在すること。バンコクのニューハーフショーに感動。カオマンガイやジュース、マンゴー料理店の賑わう様子。人の優しさを感じられる旅について感想を述べた。

 参加者は、約1時間のセミナー後、本格的なスパイシータイ料理を満喫した。
【編集 : 高橋大地】

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