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バンコクで大人気のヤキトリ店「鳥波多゛」がネクストブランド「佐助」を開業

Global News Asia / 2017年6月4日 9時0分

「佐助」は「鳥波多゛」プロデュースの居酒屋といった位置づけだが、バンコク1号店2号店同様に串焼きのレベルは高い。(高田胤臣撮影)

 2017年6月2日、東京の人形町に本店を置く、ヤキトリで知られる「鳥波多゛(とりはだ)」がバンコクに3店舗目となる居酒屋「佐助(さすけ)」をオープンさせた。場所はバンコク中心を走るBTSスクムビット線ウドムスック駅前の商業施設「ワンウドムスック」内。バンコクで最も人気のあるヤキトリ店の新店はこれまでの2店舗とは違い、居酒屋料理を中心にした店になる。

 「鳥波多゛」のタイ1店舗目は店名からもわかるヤキトリを始めとした鶏肉のみを扱い、2店舗目となった「ニュー鳥波多゛」は豚肉料理も扱う。今回の「佐助」は食材の仕入れ先は従来と同じため鶏肉の鮮度もよく、ヤキトリには自信を見せている。しかし、ウドムスックというエリアは日本人居住者が少なく、顧客ターゲットはタイ人向け。そのため、ヤキトリに特化せず、居酒屋メニューを取り入れた。店名も「鳥波多゛」ではなく、ネクストブランドとして「佐助」と命名された。

 6月2日のオープンに先駆けて前日の1日、メディアや食品関連会社を招いてのレセプションパーティーが開催。それと知らずに店舗前の居酒屋然としたディスプレイに引き寄せられたタイ人も多数訪れ出足好調の予感。

 日本人店長も常駐し、60席以上、個室も数部屋ある。BTSスクムビット線は今後さらに延伸が確定しており、日本人居住地域も郊外へと広がりつつある。「佐助」の登場でバンコクの下町エリアの快適性がさらに向上する。
【編集 : 高田胤臣】

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