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フィリピン慰安婦像、中国系が暗躍ー日比友好の亀裂を目論み無許可で設置

Global News Asia / 2017年12月23日 6時45分

慰安婦像 除幕式 フィリピンメディアWEBサイトから

 2017年12月23日、地元メディアによると、在フィリピン日本大使館に動きを察知されないように、秘密裏に慰安婦像の設置に暗躍していたのは、表向きは、中国系「トゥライ財団」と人権団体「リラ・ピリピーナ」の様だ。

 8日、除幕式の取材要請を受けたのは、海外メディアでは、中国国営の通信社・新華社など中国メディアのみ。

 フィリピン国家歴史委員会が作成した碑文には「日本占領下の1942~45年に虐待を受けたフィリピン人女性犠牲者の記憶」とタガログ語で記載。「慰安婦」とは書かれていない。

 寄贈者名には、中国系フィリピン人や、中国系の団体が名を連ねる。中国の反日プロパガンダの一環だ。中国側の秘密裏の動きは、フィリピン大統領府やフィリピン外務省にも知られずに除幕式当日を迎えた。

 マニラ市は、慰安婦像の設置許可は出しておらず、除幕式のための遊歩道の使用許可のみだと釈明している。慰安婦像が設置された遊歩道の前には、中国系フィリピン人の経営するアロハ・ホテルがある。

 フィリピンのドゥテルテ大統領が、日本との友好関係を深めている事に対する、中国系の苛立ちも背景にあるのではないかと見られている。慰安婦像の一日でも早い撤去が望まれる。
【編集 : AJ】

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