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朝鮮中央通信、朝米首脳会談を報じる【 1 】

Global News Asia / 2018年6月13日 9時30分

 朝米両首脳の単独会談に続き、拡大会談が行われた。

 拡大会談には、わが方から朝鮮労働党中央委員会の金英哲、李洙(環境依存文字のため削除)の両副委員長、李容浩外相が同席した。

 相手側からは、アメリカ合衆国のマイク・ポンペオ国務長官、ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、ジョン・ケリー・ホワイトハウス秘書室長が陪席した。

 会談では、新しい朝米関係の樹立と朝鮮半島における恒久的で強固な平和体制の構築に関する問題に対する包括的で深みのある論議が行われた。

 最高指導者は、トランプ大統領をはじめとする米国側代表団とこのように席を共にしたことを嬉しく思うと述べ、敵対的過去を問わず、対話と協商を通じて現実的な方法で問題を解決しようとする大統領の意志と熱望を高く評価した。

 アメリカ合衆国のトランプ大統領は、今回の首脳会談が朝米関係の改善につながるとの確信を表明し、最高指導者が年頭から取った主動的かつ平和愛好的な措置によってわずか数カ月前までだけでも軍事的衝突の危険が極に達していた朝鮮半島と地域に平和と安定の雰囲気が到来することになったと評価した。

 最高指導者は、両国間に存在している根深い不信と敵対感から多くの問題が生じたと述べ、朝鮮半島の平和と安定を成し遂げ、非核化を実現するためには両国が相手に対する理解を持って敵視しないということを約束し、それを保証する法的・制度的措置を取らなければならないと述べた。

 最高指導者は、朝米双方が早い時日内に今回の会談で討議された問題と共同声明を履行していくための実践的措置を積極的に講じていくことについて述べた。
最高指導者は、トランプ大統領が提起した米軍遺骨発掘および送還問題を即座で受諾し、それを速やかに解決するための対策を講じることを指示した。

 最高指導者は、朝鮮半島における恒久的で強固な平和体制を構築するのが地域と世界の平和と安全保障に重大な意義を持つと述べ、差し当たり相手を刺激して敵視する軍事行動を中止する勇断から下すべきだと語った。

 アメリカ合衆国の大統領はこれに理解を表し、朝米間に善意の対話が行われる間、朝鮮側が挑発と見なす米国・南朝鮮合同軍事演習を中止し、朝鮮民主主義人民共和国に対する安全保証を提供し、対話と協商を通じた関係改善が進むことに合わせて対朝鮮制裁を解除することができるとの意向を表明した。

 最高指導者は、米国側が朝米関係改善のための真の信頼構築措置を講じていくなら、われわれも引き続きそれ相応の次の段階の追加的な善意の措置を講じていくことができるとの立場を明らかにした。

 朝米両首脳は、朝鮮半島の平和と安定、朝鮮半島の非核化を進める過程で段階別、同時行動原則を順守するのが重要であることについて認識を共にした。同日、朝米両首脳と双方の会談参加者が同席する昼食会があった。(続)

【編集 : WY】


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