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南シナ海紛争の解決策は? 中国の海洋調査船団、ふたたびベトナムのEEZに侵入

Global News Asia / 2019年8月16日 17時15分

 共同声明はASEAN各国と中国の関係改善、南シナ海の平和、安定と安全な自由な航行の重要性も強調した。南シナ海「行動規範」(COC)の実質的な交渉により早期の合意に至ることが、共に南シナ海において主権を宣言した国々及び、他の国は軍事化せず行動を自粛させている。今回は地域協力機構としてASEANにとって積極的な発信となった。これまで各国の利害関係で南シナ海紛争に対し、合意することが出来なかったが、この会議においては中国の南シナ海の行動によって、王毅外相を孤立させるところまで迫ったことは興味深いことだった。

 第二に、国際社会、特にアメリカとその同盟国は、アジア太平洋の平和の維持、安定と安全保障のため、大きな利益が見込める。そのため、共に中国との海域紛争の解決されるまで、各国が中国の一方的、侵略的な横暴な行為を抑えるため積極的に毅然と果敢に反応することだ。南シナ海紛争に対して〈国際化〉解決策の言及は、まだ時間がかかりそうだ。それらの声明も関連する国々と国際社会が公益の維持を守るため、関連する国々が現状の解決策を探すよう努力している。

 そして、領土主権の紛争を保証と解決の責任がある国際機構が、南シナ海紛争関連各国の宣言又は一方的行為を制限し、きちんと態度を表明し中国に強い意志を伝える事が必要だ。実際に、中国の南シナ海における行為は約束を砕き、UNCLOSと南シナ海仲裁裁判所の判決への違反を続けている。これは大国の暴挙の前例であり、中国はカメレオンのように相手国によって「ダブル基準」を用い、相手国を冒涜している。
 
 南シナ海紛争の最終的な解決策を見つけるのは容易ではないが、関連する国々は積極的に参加し、落ち着いて、毅然とした態度で果敢に協力し、南シナ海の平和の維持、安定と安全保障のため協調する。もし情勢が改善できない時は、中国は現在の行為を続けるだろうが、協調的に関連する国が団結することが重要だ。それが出来なければ、中国の行動は止まらず、近い将来、中国が南シナ海を独占する脅威が現実のものとなる』と話した。
【編集 : KL】


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