『経済界と一線をひいているのか、ひかれているのか』文韓国大統領
Global News Asia / 2020年1月1日 6時0分
2020年1月3日に開かれる経済界新年賀詞交歓会に、文在寅大統領は参加しない。
2017年の大統領就任から3年連続での不参加だ。主要企業関係者と政界関係者が集まって、新年度の方針を決めるこの交歓会は、無意味な飲み会になるのか。
文大統領が出席しないのは、経済界と一線をひいてるのか、逆に暗に来ないで下さいとひかれているのか、どちらであろう。
この交歓会には、主要企業関係者をはじめ、政治家や官僚、中韓外交団使節団などが参加を決めている。新年のあいさつを交わし、経済懸念に対して、一年の意見を交わす席に位置付けられている。今までの大統領は毎年ほぼ参加し、経済政策方向を説明しながら企業関係者と意思の疎通をはかり、国家としての士気を高めるものだ。
文大統領は、この交歓会には参加せず、青瓦台で仕事始めの際に各界要人を招くという。まったく二重手間になる。文大統領の代わりに、次期大統領候補と噂されるイ・ナギョン首相が参加する。文大統領は、重要な場面は、イ首相に丸投げ状態なのだ。
経済界では、悲哀を感じている。景気低迷が長期的になり、大統領が経済界との疎通を避けている。「そうでなくとも内外の悪材料で企業が苦しんでいるのに、大統領が起業家と手を取り合って励ますこともしない」。
大統領が距離を置くことによって、総選挙を控えて労働界と一般市民団体寄りのポーズを見せているのではと穿った見方もされている。財閥とはある程度距離を置くというメッセージと見る向きもある。
経済界では、自社のスタンスで日本との交流を保っているところも多い。いわゆる民間外交だ。それを認めずに、政治的混乱ばかりを起こしている文大統領の2020年は明るいものになるのだろうか。
【編集 : KL】
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