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HIS「臨床医療の現場を知る・国際医療の現場で職業体験ミャンマー」ASEANツーリズム・アワード受賞

Global News Asia / 2020年3月29日 11時0分

エイチ・アイ・エス 提供写真https://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20200219/

 国際機関日本アセアンセンターは、ASEAN諸国の魅力の開発・紹介に貢献する、優れたツアー商品を表彰する「ASEANツーリズム・アワード・ジャパン2019」を実施した。「世界で活躍する医師・看護師と交流し、臨床医療の現場を知るミャンマー6日間 国際医療の現場で職業体験ミャンマー6日間」を、メコン賞に選んだ。

旅行会社 : 株式会社エイチ・アイ・エス
オペレーター: 株式会社エイチ・アイ・エス(ヤンゴン支店)
航空会社 : 全日本空輸株式会社

 経済発展が著しいミャンマーでは、貧富の差の拡大に伴って、必要不可欠な医療分野に大きな課題が残されている。貧しい人々は満足な治療が受けられず、村の伝統医療に頼らざるを得ない現状だ。

 同ツアーでは、認定NPO法人ジャパンハートが拠点を置くワッチェ慈善病院でボランティア活動をするほか、2010年に開設されたエイズで親を亡くした子どもたちを売春や人身売買から守るための養育施設「Dream Train(ドリームトレイン)」で子どもたちと交流するプログラムが含まれている。将来医療の現場を目指す学生にとって、ミャンマーの臨床医療の現場を知ることは、医療従事者になるものにとって大きな経験となるだろう。

 参加した大学生からは「病院の施設を見学し、手縫いガーゼの作成を体験することで、限られた資源の中で懸命に活動を行っていることを知り、日本の病院がいかに恵まれた環境にあるのかが理解できた」「不十分な医療設備や度重なる停電の中、病院が運営できているのはスタッフの献身的な働きやチームワークに支えられていることころが大きいと感じた」「現地の環境で患者さんのためにできる限りベストなことをしようという思いが伝わってきた」「各スタッフの協力のもと手際よく手術が進められていくことに驚きを覚え、限られたリソースの中で最善の医療を尽くしていることを実感することができた」「参加する前は、限りなく悲惨でどうしようもない貧困層の患者さんを対象にして活動しているのではないかと思っていたが、実際に入院患者さんを見る中で、そのような悲壮感をあまり感じることはなく、家族で談笑したり支えあったりしている姿からはミャンマーの人たちの温かさを垣間見た」などの声が届いている。

 旅行を企画したエイチ・アイ・エス スタディツアーデスクは『認定NPO法人ジャパンハートは『医療の届かないところに医療を届ける』を掲げて、ミャンマーの他、ラオスやカンボジアなどで、社会の枠からこぼれ落ちてしまった人たちのために活動をしています。

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