フィリピン、ルソン島のコミュニティ検疫における外国人出国制限の緩和ーフィリピン観光省
Global News Asia / 2020年3月18日 19時30分
2020年3月18日、ドゥテルテ大統領の強力なリーダーシップで新型コロナ対策を国家を上げて取り組んでいるフィリピン。フィリピン観光省は、フィリピン外務省とフィリピン労働省と連携し、出国に関する制限の緩和をおこなった。2020年3月16日に発表されたコミュニティ検疫の規制によると、すべての外国人観光客は72時間以内に出国しなければならなかったが、その制限が緩和され自由度が高まった。コミュニティ検疫の期間中(2020年3月17日から2020年4月13日まで)にフライトがあれば、国籍を問わず、出国することができる。また、外国で働くまたは移住しているフィリピン人の出国も可能となった。
出国には、航空券の控えが必要。空港まで、一人までの同伴者/運転手が許可されているが同様に航空券の控え(コピー)が必要となる。
また、宿泊施設(ホテルなどを含め)、下記の条件を一つ満たせば、コミュニティ検疫の制限が免除される。
1、 3月17日現在で外国人観光客による予約がある。
2、 長期リースでチェックインされている宿泊者がいる。
3、 3月16日付国務長官発行覚書の規定に免除された施設の従業員がチェックインしている。
3番目の条件を満たしていない宿泊施設は新たな予約を受け入れることができません。
フィリピン観光省はフィリピン民間航空局と各地方自治体と空港と連携し、24時間体制のツーリズムエアポートチームを設けた。このエアポートチームは観光客のフライト、予約、移動方法、食事と宿泊についての積極に手助けし快適な旅の手伝いを目的にしる。
フィリピン観光省の各地域事務局は強化されたコミュニティ検疫の情報を外国人観光客に伝わるように、ホテル、アイランドリゾート、ツアーオペレーター、地方自治体などの観光産業関係者に積極的に連携をとっている。
フィリピン観光大臣ベルナデットロムロプヤットは「フィリピン観光省は観光客の安全の確保とお客様のニーズにこたえるため、すべての観光産業関係者、地方自治体と積極的に連携しています。」と強調した。
【翻訳/編集 : RO】
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