韓国もまた序列には厳しい国民性「弔花」
Global News Asia / 2020年4月2日 9時15分
2020年3月、日本では、弔花を飾るときには、故人に近しい由来のある人の順から飾るというしきたりがある。弔電に関しては、その整理を葬儀社に任せていると、故人と一面識もない、その地域が選挙区になっている国会議員・県会議員・市会議員、会社関係、やっとお友達になる。葬儀はそもそも選挙の名前連呼の場ではないし、本当は知り合いでもないのに、議員と知り合いと言うことが故人のステイタスだとしたら、憤懣やるかたない。時間があったら常識にとらわれず、故人を思って本気で弔電を出してくれた人の名前から呼ばれるように配慮すべきだ。さらに、だれから弔電供花をもらったかを紙面にして配る場合の順番もそうした方がよかろう。
さて。2020年3月27日に、国立大田顕忠院で「西海守護の日」記念式典が開催された。その際に、文在寅大統領以外の弔花以外の弔花は、すべて目立たない場所に撤去された。
これらの弔花は、行事の前日まで墓地の入り口に置かれていた。しかし、行事になって、文大統領の花だけが目立つように配慮したということになる。
戦死者の遺族と生き残っている参戦者たちは、この行いを問題視している。「自分の送った花を目立たせるために、先に来ていた気持ちのこもった花たちを撤去するなんて、なんて卑怯な人間なんだ」。「われわれチャムスリ357戦友会から贈られたものには、手を付けないでほしい」。「儀典のために、そうしたいのならばするがいい。大統領の出番が終われば元の位置に戻すだけ」という言葉が並ぶ。
韓国もまた序列には厳しい国民性だ。開催母体の大統領への忖度だとしても、どうせ来賓でも来ない偉いさんには伝わらないことなのだ。
【編集 : TS】
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